容量無限大のHDDは必要か |   EMA THE FROG

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「容量無限大のハードディスク開発の可能性、早期の実用化を目指す」というようなことらしいです。データを無限に保存できるなんて、すごいね。でも一方で、「ちょっと登場が遅かったんじゃ?」という気もする。



Googleさんが「すべてをブラウザ上で行うOS」を作っちゃったりしてるし、データはすべてネット上に保管、ユーザーが自分のPCにデータを蓄積する時代は、近い将来終わっちゃうんじゃないだろうか。






実際、僕はUSBメモリをほとんど使わなくなっている。半年くらい前までは必需品だったのに。


データはとにかくUSBメモリにつっこんで、どこへでも持ち歩いていた。どこの、誰のパソコンでも、そのUSBメモリをメモリを接続しさえすれば、僕は僕のデータを自由に参照することができた。なんて便利なんだ!って思ってた。


それがSugarsyncDropboxなんかの登場で、データを持ち歩く必要もなくなってしまった。どこの、誰のパソコンでも、Sugarsyncにログインすればそこには僕のデータがある。自宅でも、会社でも、どこかのネットカフェでも、他人のスマホからだって、僕は僕のデータにアクセスできる。




同期型オンラインストレージサービス|Sugarsync




この流れは今後もっと顕著になるだろうから、極端な話、将来的にはHDDのついていないPCが開発されるんじゃないかな。アプリもデータもすべてネット上に置いてあって、ユーザーは好きなところから、好きなデバイスを使ってそれらにアクセスする。PC本体に何かを保存するという習慣は、きっと廃れていくだろう。



容量無限大のHDDが、「ちょっと遅い登場」に感じてしまうのは、そういうわけだ。



もちろん、それは僕たち「一般ユーザー」にとっての話で、プロバイダー(?)とかにとっては全然事情がちがうのかもしれない。それまでユーザーが自分のPCに保存してくれていた「膨大なデータ」を、自社のサーバーで全部管理するのはたいへんなことだろう。



彼らにとっては、「容量無限大のHDD」というのは、ノドから手がでるくらい欲しい技術なのかもしれない。いや、きっとそうだろう。



いずれにせよ、文系の僕にはよく分かりません。




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