「エターナル・サンシャイン」など独特の世界観で人気のミシェル・ゴンドリー監督による青春ロードムービー。
http://www.transformer.co.jp/m/goodbyesummer/

窮屈な日常から抜け出そうと旅に出た少年2人のひと夏の冒険を、自伝的要素を散りばめて瑞々しく描き出す。

周囲からミクロ(チビ)と呼ばれるダニエルを映画初出演のアンジュ・ダルジャン、変わり者の転校生テオを「素晴らしい風船旅行」などのモーリス・バケの孫であるテオフィル・バケが演じるほか、「ムード・インディゴ うたかたの日々」でゴンドリー監督と組んだオドレイ・トトゥが共演。


見た目が女の子っぽく、級友にチビとからかわれる14歳のダニエル(アンジュ・ダルジャン)は、悶々とした日々を過ごしていた。

ある日、目立ちたがり屋で機械いじりが趣味のテオ(テオフィル・バケ)が転校してくると、周囲から浮いた存在の2人は意気投合する。

うんざりするような日常から抜け出そうと、彼らはスクラップを集めて作った“動くログハウス”の車で夏休みに旅に出る。


機械いじりが趣味で骨董品屋の転校生と主人公が、ガラクタをスクラップ工場に持っていき、使えそうなパーツでログハウス型の車を製造する。

なんでログハウスなのかというと、走っていて怪しまれそうになったら、路肩に停めてタイヤを隠してログハウスに見せかける為。

そして夏休みを使って、2人だけで旅に出るロードムービー。

これが、ミシェル・ゴンドリー監督の自伝的要素満載というから笑える。

どこまで実話なのか分からないが、折角なら初恋のエピソードももっと交ぜて欲しかったな。

104分 9月10日よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほかにてロードショー