第13話(術後8日:ステージ判断) | どんとこい!胃がんちゃん。

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想定外の胃がんになり、胃切除してから1年が経ちました。自分の備忘録として、またどなたかのお役に立つことがあればと思い、思い出しながら綴りました。

 

36.4℃。昨日の胃の痛みからの目覚め。

胃は少々痛むが、背中の痛みは大丈夫。
出された朝食は食べずに、牛乳半分、クッキー2枚、もも半分を食べた。


昨日の予定であった、栄養管理の先生と面談を、本日11時から。
退院してからの食事の注意点をいろいろと聞きました。
家で、昨日みたいなことがあったら、怖いしね。

 

昼食:うどん3本(笑)、卵を半分くらい、りんご
昼食後、病院内やけど、散歩に出かけた。
近くにコンビニはあるけど、今日は、遠くの売店まで足を延ばした。
遠かった。。。。
こんな遠かったか。少々疲れた。
イチゴのジョアを購入ハート
帰り道の途中、廊下にあるソファーで休憩がてら、座ってジョアを飲んでた。
目の前を、さぁ~っと、きれーな女性が。

? えっ??
本上まなみ ちゃうの!?
そやで、絶対ビックリマーク 絶対、今の人、本上まなみちゃんやん!!

 

一般人と全然ちごた。ほんま、オーラが違いますわ。
きれいやった。白くって、すらーっとしてて、カジュアルやのに、カジュアルでない(笑)
なんやったんやろ、検診かなあ。(大きなお世話ですね)

 

16時から、レントゲンを受けた。
続いて、17時半から先生の説明を受けた。
まず、昨日の痛みは、運動機能の低下+むくみのせいやろう。
食べ物の通過は大丈夫のようやし、一度の食事量を少なくしてくださいとのことでした。
それから、術後の説明。

 

がんの状態は、大きさ35mm×40mm。 
最初言われた、5cmはなかったのね。
でも、予想より深く進行してて、筋層を突き破って漿膜の手前でしたとのこと。
つまり、胃の外に突き破るぎりぎりってこと。
えー、やばかったやん!
予想では、筋層手前ってことやったので、深さってわからんのね。

下図では、”T3” ってことになります。

 


リンパ節への転移はなかった。
よかった。ホントよかった。

この状態から、予測してたステージは「IB」やったけど、
「漿膜浸潤(T3)+リンパ節転移なし(N0)」との判断から、

予測ステージを上回り ”IIA” 判断となった。
5年生存率は70-80%と下がった。

 


早期ではないのはわかってたけど、

Iステージと思ってたのに、IIステージと言われると
なんだか、一歩、死に近づいた感がある。

 

この「IIA」は、2010年に変更された第14版のステージ判断で、
変更前は「Ib」とされてたステージらしい。
だもんで、IIステージやけど、今までに抗がん剤投与例がなく、
そのエビデンスがない新しいステージらしい。
ので、一般的には抗がん剤を投与しての治療はしないとのこと。
患者さんの希望があれば投与するけど、どれだけ生存率が上がるかはわからないとのこと。

 

抗がん剤投与するとなると、TS-1を1年間投与となる。
”4W投与&2W休む” で1クールらしい。
うーーーん。難しい。
抗がん剤を投与すれば、生存率は上がるのか?
抗がん剤のせいで、しんどいだけの1年になるかもしれへん。
抗がん剤で1年しんどい思いをして、その後すぐ再発とかもありうるのか?
いや、投与せずにいて、のちに再発したら、投与しといたらよかったと思うのか?

 

夕食:ちゃわんむしをちょっとだけ
看護師さんが、腸の音を聞いて、ゆっくりやけど動いてるって。
10時にロキソニンを飲んで寝る。胃の引っ張り感が強い。