先日、ご縁があって トーキョー女子映画部の部活として「ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス」(「ハンガー・ゲーム三部作3作目)を音響設備が完璧に整ったオンキヨーマリンシアターこちら )で鑑賞することができたんですが、その際のドルビーATOMOSがそれはそれは素晴らしかったので、11月20日に公開される完結編の「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」も絶対そっちで見ようと思っちゃいました。


ドルビーアトモス(ATOMOS)とは「上を含めた空間のどの位置にでも自由に音を定位、移動させることができる音響システム」のことで、だから劇場にはめっちゃいっぱいスピーカーが設置されてるんですよね。


マリンシアターは立派なお宅の広いリビング……といった感じにしつらえられていて、いわゆるホームシアターの見本みたいな形なのですが、天井にまでスピーカーが仕込まれているのがドルビーアトモスなのですよ。



正面スクリーン側にもスピーカーが並んでおります。


後ろにも横にもスピーカーが陣取ってます。


見るだけで非常に音の贅沢なシアターであることが分かりますね。さすがオンキヨーさんです。


ドルビーアトモスで鑑賞するということは、映画を見るだけでなく音に囲繞されるということ。スピーカーの置かれた方向から音量の一斉攻撃を受けるのではなく、映画の世界の中で感じられるであろう位置に存在している音それぞれを観客が一つずつ聞き分ける……といった感じなんですよ。だから音圧に弱い方でも無理なく楽に映画の大音響を楽しめるのだそうです。


私は音圧で具合が悪くなるような繊細なタイプではないので、毎度戦闘時の激しい爆音を喜んで聞いているのですが、ドルビーアトモスで聞くとヘリとか飛行機とか上にあるべき音はちゃんと上から降ってくるし、耳に近い位置で話された声はその人の口があるべき高さから聞こえてくるというのに感動しましたね。音によってそのモノがその時存在している位置が分かるんですよ。


ちなみに私、「~:レジスタンス」は封切り時に2回見てるんですけど、ドルビーアトモスで見た今回が一番興奮しましたわ。これは「~:レボリューション」もドルビーアトモスで上映してくれるシネコン探して見に行かなくては! 完結編が楽しみです♪