女の子の友情と黄色との関係
女の子同士の争いは、表面は静かで、大理石のようになめらかなこともある。
レイチェル・シモンズ 作家
女の子同士の友情を育てるときのスタイルは、共に一緒に時間を過ごし、会話をして秘密を打ち明けあって培う。
それは、自己開示が最も大切な友情の証だと本能的に知っているからです。

でも、一度その友情にヒビが入りどちらかが、イジメル側とイジメラレル側になることも往々にしてある現実です。
女の子同士のイジメは、親しい友人の一人に的が絞られる。お互いをよく知っていて、どうすれば傷つくということも。
レイチェル・シモンズ曰く「大抵、仲間はずれにされるときは、その子が友人の中の誰かにねたみを買ったからかもしれない。」そして「仲間はずれにあう女の子は、たいてい、女の子がみんな欲しがるとされるもの例えば、ボーイフレンド、お金、素敵な服を持っている。」という。
友情関係が潤滑なうちは、一緒にいることでとても楽しく気分がいいはずです。
この状態は、色彩心理の黄色に対応すると思います。
黄色は、脳内にβエンドルフィンの分泌を促し、気分を良くし満足感を得られる色でもありますが、このβエンドルフィンを脳に分泌できない状態は、人から「いやだな」と思うようなことを言われたり、されたりすると脳内で毒性のあるノルアドレナリンと呼ばれるホルモンが分泌します。
色彩心理では、
黄色=ポジティヴに作用しているならば 快活でユーモアがあり自分のコミュニケーション能力にも自信を持っている状態。
ですが、
黄色=ネガティヴに作用しているならば 疑念と欺瞞、怒りを表し、ヨーロッパでは、昔からこの色は女性が身に着けると嫉妬、子供が身に着けると理性的でないことを表します。
ともに笑いあった時間は、黄色のポジティヴな色彩心理で現れ
相手に対して疑念と欺瞞、怒りを持つと、黄色のネガティヴな色彩心理の表れでもあるように
女の子同士の結びつきが強いのは、進化の過程で共にコミュニティを作り助け合ってきたことがベースになっているのかもしれません。ですが、イジメル心理は共に同じでいたい共感を求める気持ちの表れであるのかもしれません。
女の子の友情と黄色との関係は、調和したいと思う気持ちの距離感が大切なような気がしてなりません。