視線と桃色と陶酔との関係
視線は恋の始まりの最初の手段であり、もっとも強力なメッセージを伝える術です。
日本でも古来から視線の効果を本能的に知っていたのか、平安時代の男女は決して視線を合わせるような場が無かったようです。
惹きつけられる異性を凝視してしまうことは、身を持って知っていると思いますが、
この凝視(2~3秒)している間、瞳孔は、開き強い関心を示していることを相手に伝えます。
そして、この視線に応え、微笑み返すか逃げるか私たちは

これを動物行動学者は“結びつきの


生物学者のティモシー・ハーバーは、異性選びの三分の二は、女性が始めたとインタビューに答えています。
男性から恋を仕掛けるのではなく、女性からだったなんて

でも驚くなかれ 人間の女性の相手を積極的に選ぶ行動は、他の動物界のメスにも反映しているのです。
自分にとって優位な遺伝子を残すためにふさわしい相手を選ぶのは、とても重要なことです。
自らの子宮であらたな命を育むということは、この先の生活の安定や子供の養育などを惜しみなく与えてくれる相手であるか否かも見極めないと路頭に迷っては大変だからです。
色彩心理では、桃色(ピンク色)は、母性(子宮の色)を表す色といわれています。
恋の始まりの段階で相手を選ぶ際に無意識に女性は自らの子宮で育んでもいいか否か相手をジャッジしているのかもしれません。

視線を受け止め ひとたび恋の化学反応が起これば
フェニチルアミンと呼ばれる興奮性伝達物質が 興奮、歓喜、恍惚、陶酔などの感覚を引き起こします。
この状態の時に男女のきずなを深めるのです。
この古代から脈々と受け継がれてきた“視線と桃色(子宮)と陶酔との関係”は、子孫を絶え間なく繁栄させていく遺伝子の戦略であったと思わずにはいられません。

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