ミュージカル『アガサ』 登場人物・作品について | ELF's life

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SUPER JUNIORのファンです。海外遠征もします。

ミュージカル『アガサ』についての記事を訳して、作品について書かれている部分をまとめました。
2015年の公演に関する記事だけだとあまり詳しいことが載っていなかったので、2013年年末から上演されていたアガサの記事もあわせてあります。
登場人物については前回の公演情報に載っていた簡単な紹介を訳しました。
意訳ですのでご参考までに(´ω`*)
間違いなどありましたらお知らせください^^
公演情報・弘益大大学路アートセンター大劇場(홍익대 대학로 아트센터 대극장)への行き方についてはこちら


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≪ミュージカル『アガサ』について≫

推理小説界の女王アガサ·クリスティーの11日間の失踪事件を扱ったミステリー創作ミュージカル<アガサ>三倍大きくなったスケールにアップグレードして帰ってくる!
キム·スロプロデューサー2015年最初の大型プロジェクト!

キム·スロPDとキム·テヒョン演出家、公演界に最もホットな二人が出会った。<Murder Ballad><ブラック・メリー・ポピンズ>などを手がけ、公演界のミダースに位置づけられているキム·スロPDと、<模範生たち>、<ヒストリーボーイズ>など毎作品ごとに簡潔かつ奇抜な演出力で認められているキム·テヒョン演出家が手をとり、興行性と作品性をすべて満足させる最高のパートナーとなった。ダンシング9ウ・ヒョニョンマスターが芸術監督と振り付けに参加。新人作家ハン・ジアンがシナリオを手がけ、ホ·スヒョン作曲家の音楽で再び誕生する。


作品のモチーフになったアガサ失踪事件は、1926年12月に実際に起こった。「オリエント急行殺人事件」「ABC殺人事件」など数々の名作を残し当時最高の人気を謳歌した「推理小説界の女王」アガサ·クリスティーは、三十代半ばのある日突然失踪し姿を消した。 11日後、あるホテルで発見された彼女は、11日の間自分に何が起こったのか覚えておらず、その後生涯その事件について言及しなかったため多くの推測を生んだ。

創作ミュージカル「アガサ」は“アガサ·クリスティーが失踪した11日間、何が起こったのだろうか”という問いから始まった。

最初のシーンは1953年、田舎の邸宅で穏やかな余生を送っていたアガサ·クリスティに一通の手紙が届く。手紙を送った人物は、昔アガサの全作品を愛読し彼女に懐いていたレイモンド。二人が交わす手紙の中で、彼らが忘れて暮らしていた1926年の事件の状況が次第に明らかになる。

当時アガサは最愛の母の死と夫の浮気に大きな衝撃を受けた状態であり、彼女の周りには夫アーチボルド・クリスティのほか、記者ポール、メイドのベスなどが各自の欲望を満たすために彼女に苦しみを与えていた。この作品は、アガサの失踪事件を追跡しながら、アガサの周囲の様々な人間関係、そしてその関係の中でますます暗く沈潜していた彼女の深い内面に注目する。

失踪事件があった2年後、アガサは旅行中に会った考古学者マックスマローワンと二回目の結婚。<そして誰もいなくなった><ネズミとり>などを発表し作家として最高の全盛期を迎えた。
ミュージカル<アガサ>は、失踪した期間中の特別な経験を通じて彼女がさらに成熟した作家に生まれ変わる姿を映した話である。


演出家キム·テヒョンは「作家としての苦悩と苦痛を崇高に克服していくアガサの姿を描きたかった」と、推理劇を前面に出すより一人の女性の内面の世界にそっていこうとしたことを強調した。

主人公アガサ役を演じたペ·ヘソン※も「アガサは心に二面性を持つ女性」と言い、「失踪前後の様子が異なり、失踪後、より果敢に大衆に向かい合う彼女の姿を通して、失踪した間に何が起こったのか一層疑問を持つようになるだろう」と付け加えた。

ペ·ヘソンと一緒にアガサ役を引き受けたヤンソミン※は「実際にアガサは歯がきれいでなく、あまり笑わなかったが、この部分でも彼女がどれほど他人を意識したのかをうかがうことができた」とし「人々を気にしなくていい11日間、彼女は自由に生きたことで、このような過程を通じて自分との戦いに勝った一人の女性の姿をお見せする」と配役の抱負を明らかにした。
※2013年12月31日~2014年2月23日、3月1日~4月27日の期間の公演でアガサ役を演じた女優さんです。


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≪登場人物≫

◆アガサ·クリスティー
当時最高の女流推理小説家。
最近作「アクロイド殺人事件」で議論をもたらしているが、相変わらずの成功を収めている。 正義の平和主義者。
創作の苦痛と夫との不和などの問題を抱えたアガサはロイと11日間失踪する。

◆ロイ
アガサを誘惑するミステリアスな男。魅力的で衝動的である。
アガサ失踪事件の大きな糸口を握る人物であり、アガサの心の中に縁取られた黒い影を鮮明に浮き彫りにする人物。
「毒の専門家」であり、毒について該博な知識を有する。

◆レイモンド
少年:アガサの邸宅の隣りに住んでいる17歳*の好奇心旺盛な少年。いつかアガサのような推理小説作家になることを夢見る。
大人:かつて前途有望な作家だったが、盗作疑惑に包まれて再起不能な廃人状態。アガサと関連した悪夢に苦しめられている。
アガサに手紙を送り劇の扉を開く、劇の解説者。

◆アーチボルド・クリスティ
アガサの夫。空軍大尉出身のビジネスマン。
アガサとは正反対の性格を持っている。 善人だが、最近ではアガサを見る目が以前とは異なり、創作活動に没頭している妻に嫌気がさしている。秘書のナンシーと不倫している。

◆ポール
ハイエナのような新聞記者。
アガサに対して友好的だが、彼女のベールに包まれた私生活に関して周囲を詮索している。

◆ニューマン
アガサの本を続けて出版する編集長。
アガサの新しい物語を待って、アガサを催促する現実主義者。

◆ベス
アガサの長くからのメイド。
アガサには言えない秘密を持っている。最近最愛の母を失って深く悲しむアガサを母親のようにそばで見守ってくれている。

◆ナンシー
大胆で魅力的な娘。アーチボルドの秘書であり不倫相手。

◆エリック・ヘリッツ
アガサの失踪事件を捜査する警監(日本の警視に当たる警察官の階級)。
※エリックは今回新たに追加された人物です。

*前公演の紹介ページではレイモンドは「10歳の少年」となっており、記事などでは13歳と書かれていたのですが、今回の設定は15歳のようです。リョウクさんがツイッターで15歳って言ったから15歳だと思っていたのですが、芸能街中継で17歳の役って言ってましたね。
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前回の公演についても触れているため、今回内容が変わった箇所や設定が異なる部分があるかもしれません。異なる箇所があり、確認が取れた場合は修正します。ご了承ください。

情報収集のため公演のレビューや概要について読みあさっているのですが、アガサの心情や場面転換についてくの大変そう、、話についてくことに必死になってミュージカルとしての面白さを堪能する余裕がなさそう、、と緊張と不安に包まれています(TωT)
再演ではありますが、登場人物が増えたり、上演時間が30分ほど長くなったりしていますよね。今回の公演に関する記事では“現在と過去、現実と想像を自由自在に行き来し、アガサの内面の痛みや心理まで描くしっかりした構成と演出”となっていたので、内容も再構成してより良い作品となっていることを期待しています><

簡単なあらすじはすでに訳してあるのですが、もう少し掘り下げて理解を深めてからアップできたらと思っています^^
あらすじについてまとめて記事にしました。よろしければご覧ください^^
ミュージカル『アガサ AGATHA』あらすじ
<追記2015.1.30>
<追記2015.2.7>レイモンドの年齢訂正しました。

≪引用記事≫
˝그녀의 내면 세계를 따라가려고 했다˝ 뮤지컬 <아가사> 개막http://www.playdb.co.kr/magazine/magazine_temp_view.asp?kindno=4&no=1090
실종된 '추리소설의 여왕'의 자취를 쫓다, <아가사> 연습현장
http://www.playdb.co.kr/magazine/magazine_temp_view.asp?kindno=4&no=1088
[플레이디비] 아가사 공연정보
http://www.playdb.co.kr/playdb/playdbDetail.asp?sReqPlayno=72797
http://www.playdb.co.kr/playdb/PlaydbDetail.asp?sReqPlayNo=56439


おまけ
このシーンをりょうくちゃんがやるとこ想像すると萌え転げる。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
シーン変更されてませんように。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

아가사 하이라이트영상: http://youtu.be/BPG0L0iDHd8