週末に二日続きでコタティンギで用事があったので、帰宅せずに
滝の近くにあるリゾートに泊まってみました。
用事その①は夫の友人の義理の娘(ややこしい)の結婚式。
滝へ行く途中の住宅街だったので、食べ終わった後はそのまま
お宿へ移動したのでした。
コタティンギ地区では、通行止めの看板にお役所のエンブレム。
ちゃんと届け出をしてますよ!って感じでいいですね。
近所の人たちも「不便だ」と思ってもぐうの音も出ないと思う。
私とライライが萌えてしまったのはネコ柄のティッシュBOX。
スーパーではなく雑貨屋さんでないと買えないアイテムでせう。
滝の手前の携帯の電波が届かないお宿にチェックイン。
どうでもいいけど。リゾートっぽいプールもあってびっくり。
田舎育ちの夫は、街よりも山の奥深く探検したくなったらしく、
私はライライを連れて街に戻って歴史博物館へ行ったのでした。
この博物館。本当にいつ来ても空いているし(←そこか!)
無料だってのに展示品も資料もきれいに管理されています。
ライライが足を止めたのは槍(Lembing)のコレクションの前。
そうだよね。どこから見てもジャワのものだと母も思います。
左端はプノカワンのうちの一人っぽいけど、ガレンかな?
右の槍のカバーはカーラ。ボロブドゥールでたくさん見たね。
魚っぽいから、真ん中のカバーはマカラかもしれない。
と、母は憶測ばかりでスパッと言い当てられないのでした。
お宿への帰りがけに、川の近くにあるショップハウスを散策。
娼館があったのはこの辺りなのかな~と、ふけっていると
「まい!ゾウのうんこがあった!」と、大事件のようなWhatsAppが夫から届きました。
ついでに駆け回っているイノシシの画像も(笑)。
日没後。本物のゾウが来るかも?と、楽しみにしていた夫は
興奮しすぎたのか(笑)あっさり寝落ちしてしまいました。
翌朝。どや顔で「ゾウのうんこを見に行くぞ」と散歩に誘うので
ついて行ったところ。あらまっ。足跡も残っている。
後ろに見える建物は、リゾートの外れにあった会議室です。
そこから少し行けば、もうパンティ山のエリアなのでした。
朝食にホテルに戻り、ゾウの足跡の話を従業員にしたところ、
すぐ近くにゾウのサンクチュアリを造成中だと聞きました。
建物はできているけど、ゾウがまだいないんだそうです。
そう言えば。数年前にパハンのゾウのサンクチュアリに行った
時も、コタティンギ出身のゾウが何頭かいました。
明治や大正の頃は、ジョホール河沿いのゴム園で象が暴れたとか
資料を読んでいても出てきますものね。
番犬(だと思う)が生んだ仔犬が元気に走り回っていたり。
きれいな猫やガチョウ。朝はホーンビルの鳴き声も聞こえます。
目的があって泊まった訳ではありませんが、良い週末でした。
ところで。用事その②はライライの学校の手続きです。
中高の5年間はずっと不登校気味だったライライ。
ドロップアウトか?と私も夫もハラハラしていたのですが、
コロナでオンライン授業(=学校へ行かなくてもよい)となり、
無事にSPMを終えることができました。
その後。コタティンギの近くの短大へ進学したのですが。
今度はオンライン授業でクラスに溶け込むことができずに休学。
2月から新しく開講されるコースへ復学することとなりました。
お姉ちゃんたちと比べられることは多く、もちろんやらなきゃ
いけないことはわかっているのだろうけど。
それでも葛藤ばかり抱え込んでいたライライ。
ワクチンのボランティアやアルバイトで経験を積んだり、
いろんな人と出会いながら過ごしてきたギャップイヤーも、
ようやく終わることになりそうです。