ゾウの来るリゾート | EleMariRai @ JB

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三人の娘たちとフルタイムのワーキングマザー。
マレーシア最南端のジョホールバルでのあれこれを綴ります。

週末に二日続きでコタティンギで用事があったので、帰宅せずに

滝の近くにあるリゾートに泊まってみました。

 

用事その①は夫の友人の義理の娘(ややこしい)の結婚式。

滝へ行く途中の住宅街だったので、食べ終わった後はそのまま

お宿へ移動したのでした。  

 

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コタティンギ地区では、通行止めの看板にお役所のエンブレム。

ちゃんと届け出をしてますよ!って感じでいいですね。

近所の人たちも「不便だ」と思ってもぐうの音も出ないと思う。

 

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私とライライが萌えてしまったのはネコ柄のティッシュBOX。

スーパーではなく雑貨屋さんでないと買えないアイテムでせう。

 

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滝の手前の携帯の電波が届かないお宿にチェックイン。

どうでもいいけど。リゾートっぽいプールもあってびっくり。

 

田舎育ちの夫は、街よりも山の奥深く探検したくなったらしく、

私はライライを連れて街に戻って歴史博物館へ行ったのでした。

 

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この博物館。本当にいつ来ても空いているし(←そこか!)

無料だってのに展示品も資料もきれいに管理されています。

 

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ライライが足を止めたのは槍(Lembing)のコレクションの前。

そうだよね。どこから見てもジャワのものだと母も思います。

 

左端はプノカワンのうちの一人っぽいけど、ガレンかな?

右の槍のカバーはカーラ。ボロブドゥールでたくさん見たね。

魚っぽいから、真ん中のカバーはマカラかもしれない。

と、母は憶測ばかりでスパッと言い当てられないのでした。

 

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お宿への帰りがけに、川の近くにあるショップハウスを散策。

娼館があったのはこの辺りなのかな~と、ふけっていると

 

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「まい!ゾウのうんこがあった!」と、大事件のようなWhatsAppが夫から届きました。

ついでに駆け回っているイノシシの画像も(笑)。

 

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日没後。本物のゾウが来るかも?と、楽しみにしていた夫は

興奮しすぎたのか(笑)あっさり寝落ちしてしまいました。

 

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翌朝。どや顔で「ゾウのうんこを見に行くぞ」と散歩に誘うので

ついて行ったところ。あらまっ。足跡も残っている。

後ろに見える建物は、リゾートの外れにあった会議室です。

 

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そこから少し行けば、もうパンティ山のエリアなのでした。

 

 

朝食にホテルに戻り、ゾウの足跡の話を従業員にしたところ、

すぐ近くにゾウのサンクチュアリを造成中だと聞きました。

建物はできているけど、ゾウがまだいないんだそうです。

 

そう言えば。数年前にパハンのゾウのサンクチュアリに行った

時も、コタティンギ出身のゾウが何頭かいました。

明治や大正の頃は、ジョホール河沿いのゴム園で象が暴れたとか

資料を読んでいても出てきますものね。

 

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番犬(だと思う)が生んだ仔犬が元気に走り回っていたり。

きれいな猫やガチョウ。朝はホーンビルの鳴き声も聞こえます。

目的があって泊まった訳ではありませんが、良い週末でした。

 

ところで。用事その②はライライの学校の手続きです。

中高の5年間はずっと不登校気味だったライライ。

ドロップアウトか?と私も夫もハラハラしていたのですが、

コロナでオンライン授業(=学校へ行かなくてもよい)となり、

無事にSPMを終えることができました。

 

その後。コタティンギの近くの短大へ進学したのですが。

今度はオンライン授業でクラスに溶け込むことができずに休学。

2月から新しく開講されるコースへ復学することとなりました。

 

お姉ちゃんたちと比べられることは多く、もちろんやらなきゃ

いけないことはわかっているのだろうけど。

それでも葛藤ばかり抱え込んでいたライライ。

ワクチンのボランティアやアルバイトで経験を積んだり、

いろんな人と出会いながら過ごしてきたギャップイヤーも、

ようやく終わることになりそうです。