野外フェスの季節到来!
それだけに印象が深い場所であり、雨のフェスが恋しくなる気持ちもある。そんな気持ちとも裏腹にこの日の天気は晴れ。
日中の照りつける太陽は「夏フェス」の始まりを感じさせた。
1日目のラインナップはこれ。
メインステージWINDMILL FIELDでMAN WITH A MISSIONからMETROCKはスタート。昨年のDEVILOCK NIGHT THE FINALで初めて観てから今回で6回目。行くフェス行くフェスに必ず出ている彼らは、現在のロックフェスシーンでは欠かせない存在なのだ。盛り上がりは必至 。勢いが止まらない。みんな「マンウィズ」と呼ぶが、MCなどで彼らは自身を「我々メンウィズアミッシオンは・・・」と話す。複数形だから「MAN(メン)」が正しい。
木陰で休んでいると、引き続きWINDMILL FIELDできゃりーぱみゅぱみゅが始まった。CD持っていないけど全曲知ってるというのは凄い力だ。
SEASIDE PARKに移動しtacica。前々から目をつけており、ようやくライブが観れた。 2009年「人鳥哀歌e.p.」発売当初、カラオケで"人鳥哀歌"を何度も歌う自分を思い出した。 1曲目の歌い出しを聴いた瞬間、「tacicaだ・・・」と思った。初めてROCK IN JAPAN FESでYUKIの生声聴いた瞬間の「うわ、YUKIだ・・・」と同じ感覚。
数日後のニュースに驚いた。
入籍していたのが2010年ともなると、「ショック!えっちゃん好きだったのに・・・」と言う感情は通り過ぎてしまう。
WINDMILL FIELDに戻りDragon Ash。「さけーのむのむ(きゃりーぱみゅぱみゅ)でーす。」、「ダーイブダーイブダイブする("つけまつける"の替え歌)」とおちゃらけた一面も見せつつ、 「葬式じゃねーんだぞ」と会場を煽るKj。"百合の花咲く場所で"が始まった瞬間の人の押し寄せ具合は、初売りに群がる人たち以 上だった。
昼食。どの出店も長蛇の列を成す中、唯一誰も並んでいなかった出店で、チョリソーとフライドポテトを購入。早急に済ませた。
再びWINDMILL FIELDでthe telephones。
サークル、サークル、サークル・・・、サークルする気分じゃないから退いたらそこにもサークル。多幸感が会場内に溢れていた。
NEW BEAT SQUAREに駆け寄り既に始まっているKANA-BOON。規制がかかっており入れず引き返した。
日が暮れ始めたWINDMILL FIELDに登場したのは9mm Parabellum Bullet。「くるくる回るのは風車に任せて、こっちに突っ込んで来いよ!」とサークルを否定するとも取れる発言。確かに、モッシュすればいい、サークル作ればいい、オーディエンスを見てるとそうとも思える節もある。
そんな中、先日のMUSIC STATION出演時、METROCKの映像とともにサークルについて言及。「サークルができて、そここらワーッと中心に集まるんですが、そのタイミングが音楽と合っていない。勢い余ってる感じ。その勢いは前にぶつけてほしい。」と。
人に迷惑かけなければサークルしようが何しようが自由に盛り上がっていいと思う。でも、 サークル仕切ってるタイプの人とは仲良良くなれそうに無いな。
NEW BEAT SQUAREのトリはcinema staff。知ってる曲が少ないのだが1曲目"奇跡"で心掴まれた。キラキラしていて、バンドのシルエットもかっこいい。美しい。
WINDMILL FIELDのトリを飾ったのは、サカナクション。幕張メッセから1週間後にまた観れるとは。若洲公園が巨大クラブと化した。ステージと風車に当たる眩いレーザー光線はプロジェクションマッピングのよう。幕張メッセ1日目にはやらなかった"ナイトフィッシングイズグッド"をアンコールで聴けたのがとても良かった。
都内近郊、会場内ステージ間の移動距離もとても短い、フェスに行き慣れてない人も参加しやすい良いフェスだと思う。
2年目もあるんじゃないだろうか。
TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2013