英語喉と出会ったのは3年前。http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%96%89-50%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89-CD%E4%BB%98-%E4%B8%8A%E5%B7%9D-%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8/dp/4384054629


従来の発音指導とは全く違うアプローチに「これこそ自分が求めていたものだ!」と感じて、それ以来、著者の上川先生に認めてもらおうと奮闘してきました。


喉で発声する事については9か月ほどかかってなんとか習得。この辺りの奮闘記は過去のブログに書いています。(2011年の夏~秋)


英語喉実践者の中には発音だけではなく、聞き取り100%になったという方も少なくありません。※ここでいう聞き取りとは「音」が聞き取れると言う事です。


でも私はいつまでたってもリスニングが苦手。


毎日数時間は英語を聞いているのに、恥ずかしながらCNN Student Newsでさえ、あまり聞き取れませんでした。TOEICのリスニング満点も一度しか取れていません。いつまで経っても音が耳を素通りしていく感覚が消えない。



何をどうしたら聞こえるようになるのか。



聞き取り100%なんて信じられない!と少し不信感さえ持っていました。



そんな中、12月15日の広島英語喉セミナーに参加。


その懇親会で「リスニングがいつまで経っても聞こえるようにならない」という私の質問に、参加者で聞き取りができる方が「英語だとどうしても意味を取ろうとしてリズムに集中できないから、他言語を聞いてリズムを感じてから英語を聞くと聞こえる」と教えて下さいました。


これはもちろん上川先生が推奨されている方法です。


確かに、確かに、「聞き取り=意味がわかる」という意識があり、意味を取る事に集中してしまいます。だからボンボンボンというシラブルのリズムが取れないのかもしれないと思いました。
(英語喉を知らない方には意味不明ですね。ぜひ本を読んでからもう一度このブログを読んでみて下さい)



早速、次の日の朝、いつもなら起きてすぐにPodcastで英語を聞くのですが、中国語とフランス語を30分ほど聞いてから、CNN Student Newsを聞いてみたんです。


何これ???


めっちゃクリアに聞こえる。というか、音が普通に耳に入ってくる。


他言語を聞いている時は意味不明でリズムだけ、そのリズムに今度は英語がのっかって耳に入ってくる感じ。それもクリアに。


例えばフランスに旅行に行って、耳に入ってくるのはフランス語、ちんぷんかんぷん。
でも日本語が聞こえてくるとパッと耳が反応する。そんな感じ。


ちょっと驚きでした。


Student Newsだからかなと思い、CNNも聞いてみたら、やっぱり聞こえる。


これは本物かもしれない!!!


たった1回やっただけでこの効果です。英語喉実践者で早い人なら2カ月ほどで聞き取りができるようになる人がいるのも納得です。シラブルがなんであるかを理解して体感できればすぐに聞こえるようになるのでしょう。



楽器を演奏する前にチューニングする感じで、英語を聞く前に他言語でシラブルのリズムに耳を合わせてから英語を聞く。ラジオの周波数を合わす感じとも言えますね。そんな感じ。



聞こえ出すと、今度は聞こえているのに意味がわからない単語があるのがもどかしくて仕方がない。語彙があればもっとわかるはず。



そしてもうひとつ。


音が聞こえのると内容が理解できるは別です。



私の場合、知っている単語がばーーーっと聞こえてきても意味が取れない事が多々あります。


これは意味の自動化が頭でできていないから。



例えばThank you.と聞こえれば「ありがとう」という日本語を浮かべなくても、何も考えなくてもそれを聞くと同時に意味がわかります。



でもそこまでの自動化がされていない言葉は少し処理に時間がかかる。



スピーキングは早いので、その理解度の少しの時間の遅れが意味を取るのに妨げになっていると感じます。



これを改善するにはシャドーイングを繰り返して頭にすりこんでいくしかないのかなと今のところ思っています。



どん詰まりだったリスニング。。。


一気に光が見ました。





次の「伝えたい事」もぜひ読んでください。