きゅうごままです。




昨日からうちのデビル氏が扁桃腺炎でダウン。






よくしたもので、熱が39度を上回るとあれだけうるさいデビルもおとなしく休んでくれる






インフルエンザ警報がナーサリーで、発令される冬本番まえに、








体内にたまったものを一掃してくれればと思うままである。






扁桃腺炎はTonsilitisと言う。






入社3年後からめきめき体力、免疫力が中東仕様にアップグレードしていき、






まったく風邪もひかなくなった。








だが、やはり時差と移動時間で体力が消耗した際に、扁桃腺炎にかかったことがある。








周りのヒトはそれをどうやら『鬼の霍乱』と称していたらしい。






ニューヨークはドバイから12時間半くらいのフライト。








ドバイを朝に出発し、NY時間のラインチタイムぐらいに到着。








夏場は、まだまだNYの日は高い。






朝8時台出発となると、ピックアップは6時台、








必然的に早朝5時には起きてしたくをはじめなばならない。








となると、NYのホテル到着のころは起床からざっと17時間ほどは経っている。








体は必然的にスリープモードの準備にはいっていくころあいなのだが、








外は、これからさらにアクティブになる時間。






ここで、軽く仮眠をとってナイトにGO!!といきたいが、悩むところ。






寝すぎてしまって、みんなと約束した夕食時間に間に合わなかったり、








また夜寝れなくなってしまう可能性もある。








”このまま仮眠を取らずに、出かけよう!!”と考えたままは、








シャワーを浴びて、着替えて街にくりだす。








ホテルはNYのど真ん中。3ブロックほど歩けばブロードウェー。 








ちょうどセール時とあって、『GAP』、『Banana Republic』などの路面ショップや、








『バーニーズ』、『ヘンリ・ベンデル』、『バーグドルフ・グッドマン』などの








デパートを物色し、ついでにセントラルパークまで足を運ぶ。








夏場ビルとビルの合間は突き刺すような日差しで暑いのだが、






いったんビルの陰にはいると肌寒かったりして、ノースリーブでは少々寒かった。






こんなところで、寒暖の差があるとは、、さすがNY。








ままの脳はスリープモードを超えると、windows画面のフリーズのようにいったん固まり、





そして覚醒が始まるようだ。






夜はすっかりハイ状態になり、夕食から戻ってもなかなか寝付けなかった。






しかも、翌日はベットの中でダニに刺されて、そのかゆみで目が覚めた。








見ると、しっかり、ツインの刺されあとが、5箇所ほどある。






メイドインNYのダニのバイトマーク。








うれしくはない。






そして、夕暮れにNYを出発し、






ドバイ到着は夜9時頃。 夜から夜、ビッグシティーからサンドシティーへ。








時差の魔力で、体がどこに時間を合わせたらようか悩んでいる様子。






そして、正しくドバイ時間を認識するようになる前に、








スタンバイから、オーストラリアのシドニーに呼び出された。






NYからシドニーをアトランテックオーシャン、地中海、アラビア海、








インド洋から西部大西洋を横断してのフライトである。






ドバイーシドニーはダイレクトで14時間ほど。






そして、シドニーについて、最初にしたことは”カンパニードクター”を呼んだことだ。






のどの痛みと、なんだか悪寒がするため、熱を測ると38度。






扁桃腺炎との診断。






翌日はオークランドにフライトしなければならない。








ここで、休むわけにはいかず、ひたすらベットうなっていたざでます。








もちろん、翌朝はみごと復活を果たし、ニュージーランドの大地におりました。








クルーの仕事は魅力いっぱいであります。






ですが、このハードスケジュールにも耐えていかねばなりません。






しかし、この時差との付き合いは、何年たって苦労しましたな。