からだの取扱説明書をどうやって作るか | リハビリ茶屋

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理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報

麻痺の後遺症や、高齢に伴う関節変形や循環器系の問題…

要するに、不可逆的な身体の不具合に対して、治す(治療)というより、今の不具合を

“どう攻略するか”

なんていうイメージの方が自然と思ったりします。


(スポーツ栄養クリニックの武田先生が提唱する『カラダ取説』→カラダ取説®︎協会の受け売り、ではないんですが。w)

自分専用の、

【からだの取扱説明書】を作るつもりで、例えば、

・自分の動きの不便なところ

・外乱に対する反応の特徴

・こころの周期パターン

などなど…からだの特徴を自分で探り、知ることが大事と思う。


深ければ深いほど、細分化できれば細分化できるほど、

そしてマニアックであればマニアックであるほど、その取扱説明書には詳細を記述できる。

でも複雑すぎると(難しいプラモデルや電化製品の取説のように)読みたくなくなるので、その辺を考慮して自己身体における認識を【言語化】しておけたらいい気がする。




この取説の作成は、

“身体運動表現” についてのものだけじゃなくて、

“栄養の摂取・吸収とその同化〜排泄”という側面でも同様なことが言える。


腸の機能や筋肉のつき方の、自分自身の特徴を捉えた上で、

何を食べるか

どの時間帯に食べるか、または食べない という選択肢を取るか、

身体の何の機能の強化を目的として それ 選ぶのか、

リラクセーション目的なのか(e.g. 甘いものを食べて心的ストレスを緩和させるためか)、


身体の何の組織を治癒”に向かわせるのか、

治癒が無理なら“どのように維持”させる方向のためか

何日、何ヶ月、何年スパンで その 目的を達成するために、それ を選ぶのか




目の前の「食べ物」をそんな視点で選ぶ事なんて自分も皆無ですが…笑


自分自身のからだの特徴を調査し続けたいと思います。僕の目的としては、

(要は出来るだけ楽したいので)効率よく

オッサンが競技できるカラダを作る(維持する)ために、です…。


↑楽して得よう、とは甘い考えですが、それが一番継続できる?カモ…と。

 =継続できるということは、新たな調査結果を吟味しつつ可変していける

それが身体の説明書を作り上げてく事にもなると思う…

と都合よく解釈してます。w


ということで、

無理なく続けられる形(楽な方法)で、挑戦したいと思います。



Masa