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2012-02-20

栄養はやはり、栄養士さん

テーマ:栄養とリハビリ

リハビリ栄養研究会でお知り合いになれた管理栄養士・福島芳子さんの計らいで、



金谷節子先生(⇒金谷栄養研究所HP )とお会いすることが出来ました。



栄養を勉強してたら必ず目にするこの先生の名前。



私などが昼食をご一緒していいのかいな、…でも顔見知りの福島さんも一緒だし、と程よい緊張のまま私のウリでもある突っ走るイキオイで、時間を共有させていただきました。










金谷節子先生と言うと、抗酸化に関してずっと研究されてきたお方。



抗酸化というとアンチエイジング分野でも必ずトピックになる項目なので、日本抗加齢医学会の教授陣ともつながりが非常に強い、浜松大学の健康栄養学科の先生です。








嚥下食の検討からホスピスでの栄養管理日本女子バレーボールチームの栄養管理



最近は放射能に対する栄養に関して、最先端の研究をなさっています。





リハビリ茶屋-enge (嚥下ピラミッド:金谷栄養研究所HPより拝借)






先生が抗酸化の観点からの栄養をどういう想いで研究されてきたか、




また、医学とは異なる「家政分野」から派生した「栄養学」がどのような苦労を重ねて今の医学に位置されてきたか、



そして今後栄養士はどうしていくべきか…。などなど、



先生のお話からNutrition Spirits(あくまでも一部でしょうが)垣間見させていただきました。









「食す」ということは、環境や人的、そして時間的な構成要素が全て巧みに絡み合って、美味しいを感じ細胞に届き栄養となり、血となり肉となること、



最近研究が盛んなサプリメントや機能性食品・栄養素の根源は、地球上の自然界にもともと存在していた食物であることを考えると、あくまでもヒトは自然の一部であるということ、



病気や障害を患ってもそれらは決して捨てきれるものではないこと、故にそれを職業人として支援すること。



そんなことを、先生自身が患者になった時期の経験を踏まえて、お聞きしました。










私としては本や学会からの情報で頭ではナントナク納得していたことでしたが、



ホスピスで永い間仕事されてきた方から発せられる言葉だからこそ、身体に沁みわたる感覚を覚えました。








「私たちは後ろを見ません。前しか見ていません。」と笑いながら仰っていた言葉が印象でした。







また一つ、自分の道筋と、障害という見えない壁に闘う活力と、



そして身体を扱う職人としての哲学を見つけられたような気がします。



さぁ前へ、もうひとつ前へ進みましょう。










Masa


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2012-02-11

複雑系と栄養

テーマ:栄養とリハビリ

療法士ですので、ヒトの行為や運動について勉強していると、複雑系という言葉に出会います。






複雑系: 相互に関連する複数の要因が合わさって全体としてなんらかの性質を見せる系であって、しかしその全体としての挙動は個々の要因や部分からは明らかでないようなもの。Wikipedia より)



仮に物質AとBが合わさって物質Cが出来たとしても、その物質Cを分解したらAとBに分かれる、というわけでもない、ということ。



物質A + 物質B ⇒ 物質Cだが、

物質C ≠ 物質A + 物質Bである。



そんな感じでしょうか。(゜レ゜)?



要するに、物質Cは物質C以上でも以下でもなく、物質Cとして捉えましょう。 という感じでしょうか。









この概念は、経済・社会や神経系・細胞を理解するために用いられることが多いのですが、



ここに栄養も関連するんではないかなーとリハビリ茶屋的には思います。



学術的な話や考察は、私の頭では到底困難ですが…、



食べる意欲や行為から、嚥下摂食能力、自己とは異なる物質を体内に放り込んで(消化・吸収)、排泄していくまでの過程では、非常に無限?の要素が絡みます。



結局は、結果論的になところで落ち着いたりします。










でも、ちょっとは根拠をもって提供したい。



そんなこんなで勉強するわけですね。









脳と栄養のリンクを探し始めて10年、広い海へ浮き輪一つで航海し始めた気分から、今ようやく浮き輪が筏になり、ボートくらいになってきたかなぁとは感じますが、まだまだ海がなんなのか理解できません。



理解しようとたら、ダメなんだと最近よく思います。









Masa

2012-02-07

睡眠と栄養

テーマ:栄養とリハビリ

入院の患者さんとリハビリ中に、「眠い…」と覚醒が下がっていく方がおられます。


● 「夜、寝れていなんだわ…」と言われる方、


● 服薬の副作用で眠気が抜けない方、


● 覚醒と体幹の筋群をつかさどる脳幹の“網様体”というエリア付近を障害されて、姿勢が崩れやすく覚醒が下がってしまいやすい方、、、




原因はいろいろありますが、「栄養」という視点から考えてみますと、


糖質コントロールの話になるでしょうか。




リハビリ茶屋-血糖値の推移

▲炭水化物比率の違いによる血糖値の変化



炭水化物の摂取が多くなると、食後の血糖値の上昇が比例して高くなります。


ましてや、加工・精製された食品などの吸収率の高い炭水化物(糖質)なら、なおさらです。






睡眠前に過度に糖質を摂取すると、見事に睡眠中に血糖値が変動します。


それに伴いインスリンやアドレナリンなどのホルモンも乱高下して、自律神経が活発になります


ようするに、睡眠しているようでも、頭はキリキリと働いていることになり、起床した時は、「スッキリ寝た気がしない…」。


(この辺の話は、栄養療法の先駆者である新宿溝口クリニックの溝口徹先生が専門とされています。⇒溝口先生ブログ





そんなこんなで、睡眠の質が良好とはいえない状態に陥ります。


もちろん、入院中の患者さんだと栄養は管理されて間食はされない方が多いでしょうけど、


こういった睡眠の質における栄養の作用も視野に入れておいた方がClinical Reasoning(臨床推論)の幅は広がります。





アンチエイジング医学の情報は、美容分野や健常者が“より健康に”、を求める為だけのものではなく、


リハビリテーション対象者にも活用出来そうですね。:)







Masa



2012-02-01

認知症と栄養

テーマ:栄養とリハビリ

「認知症」には様々な症状があり、


いわば「ボケてきたわー」と自覚のある方よりも、「分からないこと」が分からない、という状態のことでしょうか。


具体的な症状や医学的な知見は別資料をご覧いただければと思いますが、


ここでは、食事や栄養の側面から攻めます。




~*~*~*~




運動量が多い方や夏の時期では、水分摂取量が少なければ認知症状に良く似た現象が見られます。


イワユル「脱水状態」で脳が朦朧とするのでしょうね。


そんな場合はしっかりと水分(だけでなく汗から流れるミネラル系も)摂取する必要があります。




普段の食生活のポイントとしては、


大豆製品やワカメ、メカブなどのネバネバ食品を摂るのが良いかと思います。


そういった意味では和食が良いのですね。


でも和食は比較的タンパク質が少なめなので、特に高齢者の場合は別ルートからタンパク源を考慮した方が無難です。


ミネラル類、タンパク質、レシチンなどを多く含む上記の食品は、


現代社会の食生活で見られるビタミン・ミネラル類の大きな欠乏(⇒理由は平成23年11月28日の記事 をご覧ください)を補充してくれると思います。






栄養素別で考えると、


●ビタミンの中では特にビタミンB群


●ホルモンや神経伝達物質の基盤となるアミノ酸を構成しているプロテイン(タンパク質)


●それらをしっかり運んでくれる血液を形作る鉄分


●補足として、それらの吸収を良くするビタミンC


が、基本になると思います。(あくまでも私見です)





その他、電気信号を正しく伝えるために細胞膜を維持しておかなければいけないので、コレステロール群も必要と思われます平成23年11月3日記事 が、


そうなってくると結局はバランス良く、栄養価の高めの食生活をしましょう、という当然のコメントになってしまいますが…。





~*~*~*~




とにかく、病態が複雑な「認知症」ですが、


材料(栄養)にもっと注目していける医療業界にしたいものです。






Masa



2012-01-20

サラダもカロリーがあります。

テーマ:栄養とリハビリ

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=660271 (Health dayより)



・クルトン、ベーコンビッツ、クリームドレッシング、卵およびチーズなどの脂肪分の多いトッピングを避ける。

・ナッツ、豆類および種子類などの健康的なたんぱく質を追加する。

・ドレッシングの代わりにレモンのしぼり汁を使用する。

・ドレッシングを使いたい場合は、別に用意し、フォークを軽くドレッシングに浸してサラダを食べる。

・無脂肪または低脂肪のドレッシングを選ぶ。



サラダも食べ方によってはカロリーが高くなるので、注意ということですな。


私はいつの間にか、こういったこと実践していました。


すると、野菜(素材)ソノモノの味の良し悪しを、舌が見極められるようになってくるのね。まさに「野菜ソムリエ」!?


いや…。


まぁ、あくまでも勘ですが。





Masa




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