2015/05/10、子ども大会デーを開催しました。
大会参加は、子ども達にとって挑戦という心の成長の手段になります。また、子どもと子どもだからこそ磨き合えるものがあります。
 
将棋では、勝者は喜びをあらわにはしません。
だからこそ、今日敗れた人は、今日の勝者に大きな拍手を送ろうではありませんか。
それによって、悔しさや悲しさが向上心につながり、相手との共感を生むのです。
そこに、将棋の勝敗を越えた美しさがあるのだと思います。

そして、気付くのではないでしょうか。
勝者に送った拍手は、今日の自分自身に送った拍手でもあることを。

参加を迷っていた皆さん、次回は思い切って挑戦してみませんか?

きっと、何かをつかむことができますよ。
 
では、今日の結果をお知らせします。
 
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参加総数:54名
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★リンク将星会支部<超速選手権>
優勝:坪居 史也くん(大分市=小6)
2位:増永 淳也くん(佐伯市)
3位:小野 照記くん(別府市)
4位:松本 武大くん(別府市)

1手20秒以内という直感力の戦いです。
そんな中、1番違いで坪居君が増永くんとの激戦を制しました。
4人の棋歴(永世昇竜2名、永世若駒2名)を見てもわかるように、大変な強豪の戦いとなりました。
ここでの1勝は大変ですねえ。
この感覚はきっとテーブルマークや他の秒読み戦で役に立つはずです。
 
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★ブロンズ大会
<将棋を始めたらまず、ブロンズ>
http://ameblo.jp/einosuke47/entry-11684225790.html

優勝:荒川 晴風さん(大分市=小3)
2位:矢野 智陽くん(別府市)
3位:安東 佑真くん(大分市)
4位:永見英太郎くん(大分市)
5位:藤原 理子さん(別府市)
5位:今村 拓貴くん(大分市)
5位:杉本 聡くん(大分市)
5位:麻生 一路くん(別府市)

エントリーが16名以上でしたので5位までの表彰となりました。
優勝決定戦は、各パート1位の荒川さんと矢野君の戦いになりました。
二人とも前回の入賞者です。そして今回も大活躍。この安定感は練習のたまものです。

荒川さんはブロンズ2度目の優勝を全勝で飾りました。
矢野君、次回はもちろん優勝を狙ってくるでしょう。
安東君と永見君は良きライバルとして磨き合っています。
藤原さん、今村君、杉本君、麻生君は、うっかりで落とした勝負がありました。
これさえ、しっかりと押さえていけば、優勝も近いと思われます。
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★銀河大会
<将棋になれたら、いざ銀河>
http://ameblo.jp/einosuke47/entry-11534395951.html

優勝:江口 悠太くん(大分市=小3)
2位:橋本 優さん(大分市)
3位:河野 樹くん(大分市)
4位:森 耀平くん(別府市)
 
予選パート1位の江口君と橋本さんの決勝戦。
江口君は嬉しい銀河初優勝です。
二人に共通なのは兄弟姉妹での練習です。
大会の休憩時間には、兄弟姉妹で指している姿を目にします。
河野君は先月のブロンズ優勝から一気に銀河入賞。
森君は銀河連続入賞です。実力の高い参加者ばかりですので、この成績はみごとです。


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★若駒大会
<強豪への登竜門>
http://ameblo.jp/einosuke47/entry-11347773736.html
 

優勝:麻生 潤くん(大分市=小3)
2位:麻生 賢くん(大分市)
3位:沢田 奏太君(佐伯市)
3位:清末 悠登君(大分市)
3位:江口 智也君(大分市)

麻生くん兄弟が、なんと兄弟決戦。
嬉しさとやりにくさの両方での戦いだったでしょう。
お兄ちゃんが制しましたが、良き思い出にもなると思います。
潤君は初優勝に全勝で花を添えました。
賢くんには、この体験をさらに明日につなげてほしいです。

3位の沢田君、同級昇進戦も優勝して、好調を維持しての入賞です。
同じく3位の清末君は連続入賞。これはますます棋力がアップしている証拠です。
同じく3位の江口君は銀河優勝の弟くんを鍛えてきました。みごとな兄弟入賞です。
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★昇竜大会
<強豪たちの昇竜大会>
http://ameblo.jp/einosuke47/entry-11500538816.html
 

優勝:赤星 秀栄君(大分市=小6)
2位:坪居 史也君(大分市)
3位:河野 龍十君(別府市)
3位:小野 照記君(別府市)
4位:松本 武大君(別府市)
5位:小野 倖稜君(別府市)
5位:麻生 潤君(大分市)
  
赤星君、全勝での初優勝です。
「初」が信じられないほどの実力者。
とうとう実力全開という感じです。
坪居君は、すでに実力有段者。ふたりの決勝戦はまさに有段将棋でした。
実はパート準優勝者が4名同率という史上初の事態が起きました。
それだけ伯仲していたということですね。
それで、順位決定戦の前にさらにプレイオフ。
プレイオフに残った人は入賞という原則で5位までの入賞者となりました。
この磨き合いは精神力を鍛え、そして、それが優しさや礼儀心につながっていくと考えています。

挑戦した皆さんの精神力に大きな拍手をおくります。

少しですがスナップや表彰写真は下記のページにあります。
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