以前、入学説明会についてちょっとご報告したのですが、

国語の宿題の山(^^;)に驚いてすっかり忘れていたのですが、
もう一つ、こんな印象的なことを言われていたっけ、
と思い出したことがあります。


それは、数学担当の先生のこの一言。

「数学への移行の邪魔になりますので

これまで学習してきた算数は忘れてください


あああーーー・・・○| ̄|_


以前、ムスメが通っていた塾の先生にも面談で、

「中学に入ってから一番役に立たないのは算数です」

って言われたとブログ↓に書いたことがありますが、

理社は入学後も役に立つ・・・ケド


中学の先生もはっきりきっぱりおっしゃいました。

「算数の解き方にこだわってしまうと、方程式の考え方に移行できずに
つまずく生徒が多いんです」

と。

でも・・・

あの、自宅学習のほとんどの時間を割いて勉強し、
それでもなかなか理解が進まなくて
私までが睡眠時間を削って必死に勉強してムスメに教えて、
何度も何度も、演習問題につまずき、成績不振に泣いた
あの、算数の苦労は・・・

受験終了と同時に、無に帰すんですね・・・。

(なんだか、ムスメじゃなくて「私の時間を返せーーー」な気分)



もちろん、完全にゼロ、ということではなくて、
算数で学習した”数の性質”や”図形”の分野は、これから先も立派に
役に立ちますし、場合の数の概念なんかは大学受験にも
通用するそうですし。

でも、あの、ものすごく苦労した、苦労の3分の4はこのためだったといっても
過言ではない特殊算は、中学に入ってからは、

無用の長物

となるわけでした。


でも、特殊算は、中学入試の合否を分けるほど重要な分野ですしね。

受験までは、勉強時間のほとんどを使って訓練を積まなければならない
大切な大切な分野ですから。
受験はこれからな方にとって、手を抜いていい、という分野ではないですからね。

っていうか、合格を手にするためには必須の分野ですから。



でも、なんか、そんなことをつらつらと考えると、

中学受験っていう世界も、
ずいぶん大きなムダを抱えてるものだよなぁと
つくづく思います。