Chapter 12 トランプのくせに! | 英語を感覚で身に付けよう!基礎の英語・英会話

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日本で英語を学んでも、聞き取れない! 話せない! どうやったら英語を使いこなせるようになるの? 英語を英語の感覚で理解したい!
そんな方のために、お送りします!
海外へ出て、外国人と堂々とやりあえる、そんな日本人が一人でも増えますように。


みなさんこんにちは。

こないだ、ショッピングセンターの中で、味付きポップコーンの試食いかがですか~って韓国人の女の子が立ってました。

紙の小さいカップの中にポップコーンが入ってて、入れ物ごとくれるのかと思って取ろうとしたら、渡さない。手を出せと言うので手のひらを出したら中のポップコーンを2つ(すべて)乗せてくれました。

食べて行こうとしたら、すんなり行かせない。

離れて立っていたもう一人の韓国人の女の子と二人がかりで、もっといろいろ味があるのよ、どう?と引き留める。
味見しろと言っているのか、ただすごいだろうと言っているのかはっきりしませんでしたが、でもまあいろいろあるのだなということは分かる。
見るつもりも買うつもりもなかったので歩き去ろうとすると、パンフレットを持ってきてほらこんなにいろいろあるのと再び教えてくる。

パンフレットをもらえば気が治まるだろうと思って、手に取るも、すんなり渡さない。見せるためだけに持ってきたのか、渡すためのものなのかはっきりしませんでしたが、でもまあこういうのは配るために作ったんでしょ、と思ったので貰って(渡したくないのかなんなのか、まだ手を放すのを渋っている女の子)歩き去っていきましたが、うしろでまだなんか言ってました。

ひゃ~なぜそんなにポップコーンに必死なのだ。おじさん捉まえて試食させなさいよ。買ってくれるかもしれないから。W

まあきっとボスにしっかり売れと言われてるからなんでしょうが……

これじゃあ実際に買うのも怖いです。


ポップコーンの試食には気をつけましょう。


さて前回は、詩の中の`before she had this fit' ということろで(fitは発作という意味と、歌という意味もある)、王様が女王に、ひきつけ fits を起こしたことはなかったよな?と聞いて、ない、と女王が答えたところでした。


Alice's Adventures in Wonderland
by Lewis Carroll
Chapter 12
Alice's Evidence



"Then the words don't fit you," said the King, looking round the court with a smile. There was a silence.

それならこの言葉はお前には fit しない(合わない)」と王様は(ダジャレを)言います。

ニコニコ笑いながら法廷を見回して。

シーンとしていました。


"It's a pun!" the King added in an angry tone, and everybody laughed. "Let the jury consider their verdict," the King said, for about the twentieth time that day.

「これはシャレだ!」と王様が怒った声で言うと、みんなが笑いました。

「陪審員に評決させよう」と、もうその日20回くらい言っていることを言いました。


"No, no!" said the Queen. "Sentence first -- verdict afterwards."
"Stuff and nonsense!" said Alice loudly. "The idea of having the sentence first!"
"Hold your tongue!" said the Queen, turning purple.


「駄目だ、駄目だ! 判決が先だ。評議は後だ」と女王。

「そんな馬鹿な!」とアリスは大声で言います。

stuff たわごと


「判決が先だなんて!」

「おだまり!」女王は紫になって言います。


"I won't!" said Alice.
"Off with her head!" the Queen shouted at the top of her voice. Nobody moved.
"Who cares for you?" said Alice (she had grown to her full size by this time). "You're nothing but a pack of cards!"


「黙らないわ!」とアリス。

「首をはねろ!」女王は頭のてっぺんから声を張り上げます。

誰も動きません。

「勝手に言ってなさいよ!」

アリスは今や等身大にまで大きくなっています。

「あなたたちなんか、ただのトランプじゃない!」


At this the whole pack rose up into the air, and came flying down upon her: she gave a little scream, half of fright and half of anger, and tried to beat them off, and found herself lying on the bank, with her head in the lap of her sister, who was gently brushing away some dead leaves that had fluttered down from the trees upon her face.

この一言で、トランプのカード一式が宙に舞い上がって、アリス向かって飛んできました。アリスは怖さと怒りでちょっと悲鳴をあげます。そしてカードを叩き落とそうと一生懸命になっていると、土手の上で寝ている自分に気が付きます。頭をお姉さんのひざの上に乗せて。お姉さんは、木から落ちてきた枯れ葉をアリスの顔の上から優しく払いのけていました。




あ~~帰ってきちゃいましたね~!


そろそろ、終わりに近づいてきましたね!


それでは今回はここまでです!




最後までお読みいただきありがとうございました。

このブログが少しでも皆様の英語学習のお役に立てたら嬉しいです。

ひとりでも多くの方が、英語を使えるようになって世界で活躍されることを応援しています!


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