『平成史』地方と中央明治以来日本国内には地方と中央の間に南北問題があったのだが、「この社会的亀裂は、昭和後期には巧妙に覆い隠されてきた。そのほころびが顕在化してきたのが平成期である」(『平成史』210頁)。だが、一方では新しい地域づくりの運動が始まっている。