浅草の隅田公園、スカイツリーが隅田川の向こうにドーンと見える場所に、仮説劇場が建っています。
「平成中村座」です。テントで歌舞伎をやってます。快挙ですね。というわけでやってきました。
歌舞伎座や演舞場に比べると広くなく、金比羅歌舞伎の小屋くらいです。大向こうの二階(グローブ座ならロイヤルシートの場所)に「お大尽席」なる席があったりするのが、遊びゴコゴというやつですね。われわれは、花道の真横です。
今日の出し物は「菅原伝授手習鑑」から、車引、賀の祝、寺子屋の三場面です。正直、この話には以前からちょっと「納得いかない」ことがあります(という話な前にも何度も書いたな)。とはいうものの、実際に勘三郎の芝居で見たら、ちょっと考え方が変わりました。
昨日までの「三銃士」についての話 に通じるところもあります。テーマは「家族の重要にパーツを失ったとき、人はそう生きるか」です。
そのへんのはなし、明日にでも詳しく書きます。