新TOEICのレビュー:リーディング編① 穴埋め問題 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

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英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

 

 

今年5月から新しく生まれ変わったTOEIC。

 

 

僕が現時点で新公式問題のテスト2回分と、本番のテストを1回受けた経験をもとに、レビューをしていきます。

 


今回は、前回のリスニングのレビューのつづきで、今回はリーディングのパートをレビューします。

 

 


リーディングとリスニングの最大の違い

 


それは、「時間の管理」です。

 


リスニングは、CDを聞きながら進んでいくので、時間配分は特に意識する必要がありません。

 


時間を意識するのは、パート③と④の設問を先読みする時くらいです。

 


しかし、リーディングは、自分ですべて時間を調整していかないと、あっという間に時間がなくなって、後半の20問~30問はまったく手つかずで終わることになります。

 


そして、新しいTOEICでは、各パートごとの問題数やタイプが大幅に変わったので、今までの時間管理法が通用しなくなりました。

 

 


そこが大きな違いです。

 

 


旧型のTOEICの時間配分は、シンプルでした。


「旧型のパート⑤の穴埋め問題」


1問30秒×40問=20分

 

 

 

 

「旧型のパート⑥の穴埋め問題」

 

1問30秒×12問=6分

 

 

 


「旧型のパート⑦の長文を読む問題」


1問1分×48問=48分

 

 


もちろん、問題によって、もっと早く解けたり時間がかかったりすることもありますが、これが旧型TOEICの大まかな時間配分でした。

 

 

 

 

新型TOEICでは、この時間配分が大きく崩れました。


このレビューでは、

 


「旧TOEIC VS 新TOEIC」

 


の時間配分の違い&出題傾向の違いをベースに、各パートごとにレビューしていきます。

 


リーディングはボリュームがあるので、2回に分けます。

 


今回の「前編」は、パート⑤と⑥の穴埋め問題にフォーカスします。

 

 

 

 


パート⑤ 短い文の中の(  )を埋める問題

 


問題数:40問→30問に減った


問題数が10問も減った。実際に解いてみると、かなり少なくなった印象を受ける。
問題のスタイルに変更はなし。

 


パート⑤の問題をひとつ解くの必要な時間は、

 

平均で30秒。

 

 

今回、10問減ったので・・・

 


「トータルで5分の時間短縮」

 


になる。つまり、この時点で、

 


「時間貯金=5分」

 

 

ができる。

 


問題の難易度は、特に変化を感じなかった。今までと同じ解法メソッドが使える。

 

 

 

 

 


パート⑥ 長めの文の中にいくつかある(  )を埋める問題

 


問題数:12問→16問に増えた

 


こっちは4問増えた。

 


そして、「読む量」も増えた。

 


よく、パート5と6は似ていると言われるが、もともとパート6はパート5に比べて、「時制の問題」が多い。

 


「時制の問題」とは、「現在、過去、未来」のどれか?を選ばせるもの。たとえば・・・

 

 


本文:

ご注文の品を、(   )。 ←ここを埋める。

 

 

 


選択肢:

・配達する予定です。
・配達しました。
・配達している途中です。

 


の中から選ぶ、という感じ。

 


これは、(   )の文章を読むだけでは分からない。

 

 

もっと前や後ろの文章を読んで、

 

 

「いつの注文なのか?」

 

 

を知る必要がある。

 

 

本文には、「昨日」や「明日」といった単語があるので、その中から(  )に関係する時制を選ぶ。

 

 

 


その分、読む範囲を広げなければならないので、より長く時間がかかる。


一応、パート6の問題をひとつ解くのにかける平均時間は、パート⑤と同じ

 

「30秒」

 

と言われている。4問増えたということは・・・

 

 

「30秒×4問=トータル2分の時間増加」

 

 

さっきパート5で作った時間貯金の5分から引くと、5ー2=3。

 


ここで

 

 

「時間貯金=3分」

 

 

に減ってしまう・・・

 

 

 

 


そして今回、このパート⑥には、

 


「前後の文脈の流れで判断して解く問題」

 


が新しく加わった。

 


文章の途中に一カ所、「穴」が空いていて、その中に入れるとしっくりくる「文」を、選択肢の中から選ぶ。

 


選択肢がこれまでの「単語・フレーズ」ではなく、「文」になった。たとえば・・・

(本文):
商品の問い合わせへの返信メール。

 

 

 

 


途中に4つ(   )があって、そこを埋める。


(選択肢):

・これらを、大きいサイズに交換できます。
・これらは、早く入手可能です。
・これらのうち、1つを早くすぐにお送りできます。
・これらは、現在品切れしております。

 


この中で、どれが一番しっくりくるか?
みたいな感じ。

 

 


この問題の特徴は2つ。

 


① 選択肢そのものを読むのに時間がかかる。


② どれも入りそうな気がするので、本文の流れを何度も読み返すことになる。

 

 


この新タイプの問題は、1問あたりの平均解答時間が他のよりも長くかかる。

 

 

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以上です。今回は、パート⑤&⑥の、穴埋め問題のレビューでした。

 

 

「旧型TOEICと新型TOEICの時間配分のちがい」

 

 

を感じていただけたでしょうか?

 


次回は、パート⑦の長文問題をレビューしますね。

 


From Shinya

 

 

 

P.S.

もし、TOEICの勉強に疲れたときは、この「対ネイティブ用秘密兵器」で、たまには息抜きしてみてはいかがでしょうか?

 

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P.P.S.

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