カッコ悪い自分 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

(↓前回:初めての英会話スクール)

 


英会話スクールの体験レッスンを受けにきた僕は、小さな部屋に通されました。

 

 

そこに、背の高い外国人男性の先生が入ってきました。


 

 

南国の海のようなキレイな青い色の目。
もじゃもじゃのヒゲ。

 


静岡の田舎育ちで、海外旅行も一度も経験していなかった僕は、日本人とは違う、その「見た目」だけで圧倒されて、一気に緊張してきました・・・

 


おそらく、日本人が外国人に話しかけられて緊張する大きな原因の1つは、単に「外国人を見慣れていないから」、というのもあるのではないでしょうか。

 


人は、普段から見慣れないものを目の前にすると、緊張するようにできているのだと思います。

 


映画の中で外国人を見るのと、実際に自分の目の前に座って見つめられるのとでは、大違いです!

 

 

男同士なんで、別に「青い目に見つめられてうっとり・・・」なんて感情はありません。

 


でも、日本人の黒い目しか見慣れてない僕には、彼の瞳が、まるで動物の目のように見えました。

 

 

もちろん、彼の表情は笑顔でした。
でも、僕は勝手に「慣れない雰囲気」に圧倒されていました。

 

 

これが、僕にとって人生で初めての、マンツーマンでの外国人との会話。

 


狭い部屋に2人きり。


相手の言っていることがわからなくても、逃げ場はありません!

やるしかありません!

 

覚悟を決めた瞬間、彼が勢いよくあいさつしてきました。

 


彼:「Hi, Nice to meet you! I'm Brad!」

 


(おー!メッチャ発音いいなぁ!ネイティブだから、当たり前か!しかも、声デカ!)

 


僕:「は、は~い!ないすとぅ~み~ちゅ~!あいむシンヤ!」



緊張のあまり、声と手が震えているのが自分でもわかります。背中に汗がどっと出てくるのを感じます・・・


日本人と違って、ものすごくハッキリとデカい声で話しかけてきます。さっきの青い目に加えて、彼の声のデカさにも、ビビっている自分がいます。

 


(このマンツーマン会話を切り抜けられるのか?俺??)

 


そんな不安がこみ上げてきました・・・


その後、趣味やら仕事やらを聞かれて、話したんだと思います。

 


「思います」と書いたのは、あまりにテンパってて、ぶっちゃけ、何を話したかまったく覚えていないからです。

 


彼と会話していた時間は、たしか10分~15分くらい。話の内容は覚えていませんが、とにかく、冬なのに汗だくになっていたのだけは覚えています。


 

相手はプロの英会話講師なので、きっと僕のレベルに合わせて、理解できる範囲を探りながらしゃべってくれてたんだと思います。

 


自分が話した内容は覚えていませんが、


「言いたいことの10分の1も言えないもどかしさ」を感じたのは覚えています。

 


「この人とペラペラとしゃべれるようになったら、気持ちいいだろうなぁ・・・」

 


という感覚はありました。


これが、僕の初めてのマンツーマン英会話体験です。正直、ボロボロでした・・・


・・・つづく。

 

 


カッコ悪い自分


「カッコ悪い自分を見たくない」


「できない自分がイヤだ」


誰だって、そう思っています。


僕も、

 

「まったくの初心者状態で英会話スクールに入って、恥をかくのはイヤだ!」

 

という思いがありました。

 

 

そこで、

 

「英語をやるぞ!」

 

来ると決めた3ヶ月ほど前から、NHKの本を買ってTVを見ながら練習していました。

 

英会話スクールに入った時にテンパらないように、それなりに準備していたつもりでした。

 


しかし!!家でひとりで練習するのと、実際に目の前に外国人の先生がいる状態で話すのとは、大違いです!家ではできたことが、人前だと、とたんにできなくなります・・・

 


このわずかな体験レッスンの時間で、そのことを痛感しました。

 


英会話を始めたばかりの人のほとんどが、「思ったよりしゃべれない」という感覚に陥ります。僕もそうでした・・・

 


特に英会話は、相手がいるので、「デキない自分」を人前でさらすことは避けられません。

 

僕も、最初の頃はレッスンのたびに冷や汗びっしょりで、つっかえまくりでした。

 


英会話は、最初のうちは、

 


「カッコ悪い自分を見るのが恥ずかしい!」

 


という気持ちとの戦いです。


大人になってから、ここまで「できない自分」を見る機会は、そう多くないでしょう。

 


特に、もしあなたが会社でそれなりのポジションにいたり、部下から「デキる先輩」と思われている存在なら・・・「カッコ悪い自分」を見るのは精神的にかなりキツいかもしれません。

 

 

 

 

「カッコ悪いこと」を積み重ねた先に、「カッコいい自分」が待っている。

 

あなたも、今の仕事を始めたばかりの頃は、「カッコ悪い自分」、「デキない自分」がイヤになった時期を経験しているはずです。

 


それを乗り越えて、今の「余裕のあなた」があるのです。

 


僕はこれまでに、500人以上の英語学習者と接する中で、英語学習が成功する人たちに共通するマインド=心の持ち方のひとつを発見しました。


それは・・・

 


「できない自分、カッコ悪い自分を楽しむ」

 


という姿勢です。

 


思い通りにならないことがあっても、一歩引いて自分を客観的に見ながら、その状況を「笑える人」は、英語力が伸びるのも早いです。

 


そういう人は、ミスを恐れません。
恥をかくことを恐れません。

 


ミスを恐れない人は、自分が英語を話す時間が自然と長くなります。結果、上達します。


恥をかくことを恐れない人は、どんどん行動して、経験を積んでいくことができます。

 

外国人を見ても、恐れず自分から話しかけていきます。

 

その結果、上達します。

 


反対に、いつも「ミスしないように!」と考えていると、英語はだんだんしゃべれなくなります。

 


「恥をかきたくない!」と思いが強すぎると、外国人を目の前にしたとき、話すのが怖くなります。そして、外国人と話すチャンスを避けるようになります。

 


あなたは次の2つのうち、どちらを選びますか?

 


・今「カッコ悪い思い」をたくさんして、未来に「カッコいい自分」に出会う。


・今、「恥をかくリスク」を避けて、未来も「今と変わらない自分」でいる。

 


どちらを選ぶかは、あなた次第です。



If you want the rainbow, you have to put up with the rain.

 

訳:「虹を見たいのなら、雨をがまんしなければならない。」


(イギリスのことわざ)

 

 

From Shinya

 

 

P.S.

もし、あなたが「カッコ悪くてもいいから、まずはネイティブにガンガン話しかけて、友達を作りたい!」と感じるら、この「対ネイティブ用秘密兵器」が助けになるかもしれません。

 

※「もくじ」はこちら

 


P.P.S.

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