先日、JR東日本が重い腰を上げて2009年4月から終日全面禁煙にすると発表がありました。
正確には、ホーム上にある仕切りの無い喫煙所をすべて撤去するというものですので、
他人に迷惑・影響の無い場所での喫煙をお願いするというスタンスのようです。
※ 東京メトロなどの他の私鉄や都営鉄道などは既に終日全面禁煙を導入しています。


との記事を書き進めていたところ、こんな事件が起きてしまいました。


12月15日に、都営三田線と南北線の白金高輪駅構内ポイント付近から、

地下鉄乗務員が喫煙による発煙事故を起こし、都営三田線と南北線全線での

運転見合わせなどにより41,000人の足に影響が出るという事態となりました。


つい先日も東京メトロ副都心線池袋駅付近で、線路内作業員の喫煙が原因の火災が

あったばかりです。
運休・遅延の原因が、突発的な事故や、きちんと整備した上での故障などなら

仕方ありませんが、禁煙場所での喫煙(しかも乗務員の)が原因なんて、影響を受けた

41,000人の方々が感じた苛立ちが察せられます。

場合によっては人身にかかわるような大惨事に発展しかねません。

鉄道各社さんにはこのようなことを2度と起こさないようにお願いしたいです。

喫煙すること自体は仕方ありませんが、他人に迷惑をかけるような吸い方は

やめていただきたいですね。



職務に関連した話題としてもうひとつ


千代田区や新宿区(いずれも路上喫煙禁止区域)でも歩行喫煙者の姿を

かなりの頻度で見かけます。
喫煙者としては見つからなければこのくらいの犯罪なら犯して良いだろうという

心理なのだと思います。


でも、お巡りサン! 交番の目の前で吸っていたり、駅周辺の人が多い場所で

火の着いた煙草を手にしている人とすれ違ったときはせめて注意くらいはしてほしいです。
忙しいかもしれませんが、法令(条例)違反の取締りは国民の大事な血税が

使われている職務なのですから。