黒い罠 | 映画を観よう

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黒い罠 [DVD]/オーソン・ウェルズ,チャールトン・ヘストン,ジャネット・リー
¥1,575
Amazon.co.jp

アメリカ 1958年

オーソン・ウェルズ、チャールトン・ヘストン、ジャネット・リー、マレーネ・ディートリッヒ、ジョセフ・カレイア、エイキム・タミロフ、デニス・ウィーヴァー、ヴァレンティン・デ・ヴァルガス、モート・ミルズ、ヴィクター・ミリアン、ジョアンナ・ムーア、ザ・ザ・ガボール、ジョセフ・コットン


監督・脚本:オーソン・ウェルズ


【ストーリー】

メキシコ国境からわずかのアメリカの小さな町。メキシコ側からやってきた車が爆殺して乗っていた男女が爆死するという事件が発生する。偶然にも現場を目撃したメキシコ政府の特別犯罪調査官ヴァルガス(チャールトン・ヘストン)は、新婚旅行の休暇中にもかかわらず事件の捜査に乗り出す。アメリカ側の担当者クインラン警部(オーソン・ウェルズ)はヴァルガスの介入が面白くないが、上司の命令で一緒に捜査を開始する。しかし、クインランの捜査に疑問を抱いたヴァルガスは、クインラインの過去に扱った事件を調べ始める。そんな中、ヴァルガスに恨みを持つギャングのボスがヴァルガスを陥れるため、クインラインにある計画を持ちかけるのだった・・・。



今週のBSの女優特集で放送されていました!!


圧倒されました!!

見事に悪党と思わせておいて

意外にも・・・というオーソン・ウェルズ


劇中

「お菓子の食べすぎ」と言われるほどの

巨漢ぶりには驚いてしまいましたが


その風貌が、作品の中では

しっかりしたスパイスになっていたと思います

すっごく胡散臭いんですから(汗)


物語はヴァルガスとクインランの

刑事(?)としての対立と

ヴァルガスを陥れたいギャングが

彼の妻をターゲットにしていくという

2本柱で進むので


いつの間にか

そのハラハラする状況の真ん中に

自分がいるような気がして

まさに、手に汗を握っていました


人の先入観というものはすごいもので

ディートリッヒが登場した瞬間

怪しい~♪と思ってしまったのですが

実は、クインランを見守る女性だったんですね・・

それにしても、すごい存在感!


彼女がスクリーンに映し出されるときだけ

微妙にシャが掛かっているように見えたのは

気のせいでしょうか・・・


そして、叫び顔が美しいジャネット・リー

この作品でも

恐怖に顔をゆがめていましたが

あのおびえた表情は素晴らしいです♪


そして、ヴァルガス役のチャールトン・ヘストンは

私にとってはモーゼな彼が

ヒゲを生やしたメキシコ男性・・?

個人的には

もうちょっと年をとってからのほうが好きですね~(笑)


大俳優というイメージがある彼も

こんなに若いころがあったんだな~と思いつつ

オーソン・ウェルズの圧倒的な存在感と迫力には

誰も勝てないな・・・と思いました


この作品、監督・脚本・主演のオーソン・ウェルズ

すごいですね~!!


ハッとさせられる場面では

巧い具合に役者さんがアップになって

なんともいえない緊張感につつまれました


1958年の作品です

古くてもイイ!!作品とまた一つ出会えてラッキィでした













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