慕情 | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

慕情 [DVD]/ウィリアム・ホールデン,ジェニファー・ジョーンズ
¥2,990
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アメリカ 1955年

ウィリアム・ホールデン、ジェニファー・ジョーンズ、イソベル・エルソム、ジョージャ・カートライト、トリン・サッチャー、マーレイ・マシソン、ヴァージニア・グレッグ、リチャード・ルー、フィリップ・アーン、ドナ・マーテル

監督:ヘンリー・キング 『陽はまた昇る』

脚本:ジョン・パトリック 『上流社会』

音楽:アルフレッド・ニューマン


【ストーリー】

1949年、激動の時代。香港で研修医として働く女医のハン・スーイン(ジェニファー・ジョーンズ)は、夫を戦争で失い、失意の中で医療への献身に生きるすべを見出していた。そんな彼女はアメリカの新聞記者マーク・エリオット(ウィリアム・ホールデン)と出会う。お互いに惹かれ合うものを感じていた2人だったが、マークは妻帯者、そしてイギリス人を父と中国人の母の間に生まれたスーインは、混血であるがゆえに自身のアイデンティティに悩んでいた。幾多の困難を乗り越え、二人はついにその気持ちに素直になろうと寄り添うが、南北朝鮮の戦争の勃発でマークは前線へ行くことになるのだった・・・。



いわゆる悲恋物として有名なこの作品。

随分昔に観た覚えはあったのですが

大人になってから観るのは初めてでした!


う~~ん、なるほど~。

そういうお話でしたのね(汗)


恋愛映画大好きな私ですが

いまひとつ・・

いまひとつ・・乗り切れなかったのは

やはり、マークが妻帯者だったことかなぁ~


あはは、映画ですからね

そんなところに本気でツッコミ入れなくても・・

なんですが~


二人が離れ離れになるのは

戦争の勃発と

仕事による前線への取材で

十分なのになぁ~と思ったわけです


二人が惹かれあって

でもお互いにその気持ちに

正直に向き合うのに

多少の困難があったほうが

盛り上がる・・というのであれば


スーインの中国人としての悩み

習慣や文化や宗教の違いだけでも

十分だったと思います


しかも

外国人との交際が・・・と

妹は問題視していたのに

結婚したいと言うシーンでは

以外にアッサリと認められてしまうのは

どうも、いまひとつ違和感を感じてしまいました



とはいえ・・・

この作品、悲恋物の名作と言われるだけあって

ジェニファー・ジョーンズの名演は素晴らしいです!


はじめは警戒していて

でも徐々に惹かれていき

そして、恋する女性 全開になったときの

キラキラした そして ころころ変わる表情


ちょっと大げさなくらいですが

周りのことなんかなにも見えない!!という

恋する女性そのものでした


香港を舞台にしていることも

恋愛映画としての美しさを引き立たせていました

もちろん・・バックの映像は

その場のじゃないな~と

明らかにわかるシーンも多々ありましたが


そこはこの時代に撮った作品としてみれば

叙情的で素晴らしい作品だと

拍手を送りたいですね♪


それから

この作品の音楽は!!

映画を観ていなくても知ってる人がいると思うくらい

有名でドラマチックな音楽!


こんな風に 盛り上がるシーンで

サッと流れる音楽!というのは

今ではドラマでも映画でも当たり前ですが


こんなに古い作品でも 

こんな風に効果的に音楽を使っていて

すごいなぁ~と感動しました♪




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