- ヘブン アンド アース [DVD]/ヴィッキー・チャオ,ワン・シュエチー,中井貴一
- ¥1,480
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中国 2003年
チアン・ウェン、中井貴一、ヴィッキー・チャオ、ワン・シュエチー、チョウ・ユン
監督・脚本:ハー・ピン 『鬼が来た!』
脚本:チャン・ルイ 『盗馬賊』
【ストーリー】
紀元700年頃の中国。来栖(中井貴一)は、13歳で遣唐使として中国に渡り、武術や剣術などを学んだ。日本への帰国を熱望するが叶えられず、皇帝の密刺として仕えていた。そして、やっと25年ぶりに帰国が許される。任務地から、司令官の娘の文珠(ヴィッキー・チャオ)を長安へ送り届けて戻ろうとしていた矢先、皇帝より最後の仕事を命じられる。最後の手配人は李元将軍(チアン・ウェン)。かつて、唐王朝最大の脅威である突厥(トルコ系遊牧民族)の捕虜を処刑しろという皇帝の命令に背いて逃がした罪に問われていた。だがそれは、武器も持たぬ女や子どもを処刑することは人としての道理に外れるという理由だったのだ。来栖は文殊を長安に送り届ける道中で、たまたま天竺から皇帝へ献上する仏教経典を運ぶキャラバンの護衛とし逃亡していた李を見つけるのだが・・・。
BSで中井貴一特集をやっていました
前から、ちょっと気になっていたこの作品
たまたま主人も観たかったと言っていたので
録画して観ました!
うむ・・・
アクション、史劇・・ちょっとファンタジー
というジャンルになるのでしょうか
まったく内容については知らないままで観て
中井貴一扮する来栖が主役だとばかり思っていたので
ラストの展開に驚いてしまいました(汗)
キリスト教に関連するような
宗教色の強い作品には慣れているので
ストーリーの中で
ちょっと現実離れした内容が出てきても
あまり気にならないのですが
アジアの作品では初めてだったので
”仏舎利”のシーンでは
え?ファンタジーだったの??と思ってしまいました
でも、考えて観れば
仏教の世界では特別なことではなく
そのおかげで唐の時代が反映したという
終結の仕方はすんなりと受け入れられました
しか~~~し!
なぜ中井貴一?
いや、なぜ・・遣唐使が密刺に?
中国史にはまったく疎いので
いまひとつ、理解できなかったです
あ、でも!
中井貴一は好きな役者さんですし
滅多に観られない
長髪の三編み姿も凛々しいなぁ~と
ニンマリしておりました♪
台詞も中国語で、良かったです!!
李を演じているチアン・ウェンは
罪人として追われてはいても
人間としては立派な武将であるところが
すご~くよく出ていました!
それと、ヴィッキー・チャオは
相変わらず可愛らしくて
今回は無口な役でしたが
将軍の娘らしく、気丈に戦う姿は
かっこよかったです♪
馬賊の長の安大人を演じていた役者さんが
奥田瑛二に見えてしょうがなかったです(笑)
ここまで書いていると
イマイチの感想のように見えるけれど
李と来栖の立場を超えた友情や
互いを認めている姿
絶対絶命の状況を
どうやって打破するのか?という部分では
かなり引きつけられるものがありました
骨太な感じはすごく良かったと思う作品でした♪