輝ける女たち | 映画を観よう

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輝ける女たち [DVD]
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フランス 2006年

ジェラール・ランヴァン、カトリーヌ・ドヌーブ、エマニュエル・ベアール、ミュウ=ミュウ、ジェラルディン・ベラス、ミヒャエル・コーエン、クロード・ブラッスール


監督・脚本:ティエリー・クリファ 

脚本:クリストファー・トンプソン 『シェフと素顔と、おいしい時間』


【ストーリー】

ニースの街かどに、レビュー・マジック・歌・・・浮世を忘れて楽しめるキャバレー『青いオウム』がある。ここで働く女好きのマジシャンのニッキー(ジェラール・ランヴァン)は幼い頃にアルジェリアから亡命。15歳の時にこの店で働かせてくれとやってきて、以来店のオーナーのガブリエル(クロード・ブラッスール)が父親代わりとなって世話してきた。昔ながらのマジックで客を楽しませるニッキーは、いまは店の歌姫レア(エマニュエル・ベアール)に夢中。そんなある日、突然ガブリエルが自殺してしまう。ガブリエルの葬儀のために呼び寄せられたのはニッキーの二人の子供たち。一人は元妻アリス(カトリーヌ・ドヌーブ)との間に生まれた息子ニノ(ミヒャエル・コーエン)。もう一人は幼なじみのシモーヌ(ミュウ=ミュウ)との間に生まれた娘マリアンヌ(ジェラルディン・ベラス)。二人は父親を好ましく思っていなかったため、葬儀を終えたらすぐに帰る予定だったが公証人によると全員が揃っていなければ遺言書があけられないため、ガブリエル邸にのこるのだが・・・・。



これぞフランス映画~~~~!!

という感じの作品♪


登場する女優陣の豪華さに目を見張ります!

いわずと知れたカトリーヌ・ドヌーブは

もう、その登場からオーラが・・・


歌姫のエマニュエル・ベアールは

アンニュイという言葉がぴったりで

それなりの年齢になっているはずなのに

若い頃と変わらない・・すごいです


そして、ミュウ=ミュウもまた

若い頃と変わらない・・・

華やかさでは、先の二人にはかなわないけれど

自然の美しさを持つ女優さん


そんな女性たちの中で頑張る

俳優さんたちも、さすがの存在感!


物語前半は、登場人物の関係がわかりにくく

これは・・おフランス映画の

う~~ん??というパターンものか・・・と思ったけれど


なんだか観進めるうちに

ああ、そういうつながりで・・

なるほど・・、そうなると、最後はどうなるんだ?と

結末が気になって

家事の手を止めて観てしまいました(汗)


要所要所で出てくるセリフ

「サメは泳ぎ続けないと死んでしまう」

そう、立ち止まってもしょうがないから

前を向いて歩きなさい!という感じ・・


母親の過去を知って狼狽する息子に

「貴方を心から愛しているけれど、私の人生は私のもの!」

と言い切る母親の潔さ!


母親の浮気(?)を知った娘が

知られて焦る母親に言うセリフ

「隠すより、正直に言ってもらったほうがいい」


お国柄かしら・・と思える

スーパーポジティブな人生哲学

ドライなんじゃなく

人生を楽しもう!という感じで悪くない


フランス映画って若い頃は苦手だったけれど

きっと、それは人生に対する考え方が

柔軟じゃなかったんだろうな~とも思える


過去を振り返って悔やむのはもったいない!

過去があるから今がある

否定などせず、どうどうと胸張って

前に歩き続けたらいいんじゃない?


そんなことを言っているような作品だな~と思いました♪



P.S ニノ役のミヒャエル・コーエンがちょっといい感じ♪



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