わが谷は緑なり | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

わが谷は緑なりき [DVD]
¥396
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アメリカ 1941年

ウォルター・ピジョン、モーリン・オハラ、ロナルド・クリスプ、ロディ・マクドウォール、バリー・フィッツジェラルド、サラ・オールグッド、アンナ・リー、エメ・マーシュ、アン・E・ドット


監督:ジョン・フォード 『怒りの葡萄』

脚本:フィリップ・ダン 


【ストーリー】

19世紀のウェールズの炭鉱町。ヒュー(ロディ・マクドウォール)はモーガン家の末っ子。信仰心の篤い父や兄達は炭鉱で働いている。みんなに愛されて育ったヒューは芯のしっかりした少年だ。生活は豊かではないが、家族は協力しあって生きている。しかし、石炭産業の不況で、賃金カットに抵抗した炭鉱夫たちは組合結成の動きが高まり、長兄イヴォーを先頭に兄弟達はその先鋒に立つ。父は若者達の動きに反対だったため、息子たちは家を出ていく。会社側の人間とみなされた父に不満を持つ人々はモーガン家に投石をするものも現れる。そんなとき、ヒューと母親が川に落ちる事故がおきるのだった。



美しいウェールズの町に生きる人々を

ヒュー少年の思い出として語られる作品


炭鉱町として賑わった町が

いつしか不況で静かになっていく

賃金カット・組合運動

生きるための手段

隣り合わせにある危険


日本とイギリスがどこか似ていると

常々感じるのだけれど

こういう作品を観ていると

やっぱり似ているなぁ~と思います


ただ、この作品ではもう一つ

信仰というものも描かれていて

美しい姉と牧師の恋は

今ならもう少しフランクなんだろうか?と

思ったりもしました・・・・


人生はいろいろあるもんだけれど

故郷は美しく

そして思い出はどれも優しい

地味な作品ですが

素敵な作品でした♪


ただびっくりしたのは・・・

この作品、ウェールズでロケしたわけじゃなく

オールセットだったとか!

1941年の作品ですよね~~

すごいです!!

映画への愛を感じます♪


こういう作品を観ると

本当に映画っていいなぁ~~~と思います


主役(?)のヒューを演じているのは

ロディ・マクドウォール!

子どもの頃からお顔があまり変わっていないのですね

すぐに気がつきました!!

可愛らしい少年らしい少年でした


録画しておいてよかった~♪