ハプニング | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

ハプニング <特別編>
¥2,952

アメリカ 2008年

マイケル・ウォルバーグ、ズーイー・デシャネル、ジョン・レグイザモ、アシュリン・サンチェス、スペンサー・ブレスリン、ベティ・バックリー、ヴィクトリア・クラーク、フランク・コリソン、ロバート・ベイリー・Jr ジャレド、ジェレミー・ストロング、アラン・ラック、M・ナイト・シャマラン、アリソン・フォランド、クリステン・コノリー


監督・脚本:M・ナイト・シャマラン 『シックス・センス』


【ストーリー】

ある日突然、ニューヨークのセントラルパークで不可解な出来事が起きる。まるで時が止まったように立ちつくす人々、それから方向感覚を失ったように奇妙な動きをしたかと思うと、自らの命を絶つのだ。近くの工事現場では作業員たちが次々とビルの屋上から身投げする不可解な惨事が起きていた。この異常現象はニューヨークだけでなくアメリカ全土へ拡がりをみせていた。フィラデルフィアの高校で科学を教えているエリオット(マイケル・ウォルバーグ)はアメリカ全土から蜂が姿を消した話を生徒達にしていた。そこへこの事件の知らせが入り、生徒達は全員帰宅するように告げられる。親友の数学教師ジュリアン(ジョン・レグイザモ)の誘いもあって、妻のアルマ(ズーイー・デシャネル)を迎えて安全な場所へ避難することにするのだが…。



観ました!!観ました!!

シャマラン監督作品ですねぇ~

今回もまた、憎いでですねぇ~♪

またしても賛否両論分かれそうな作品ですね(笑)



ウィルス散布?毒ガス??テロだ!!

と簡単に考える人々

いや、これは政府の仕業だ・・

どこが根源だ??戸惑う人々


不可解の出来事を解明することなく

ただ、淡々と流れいく物語

目に見えない脅威から逃げ

目の前で自らの命を絶っていく人々を見る


殺人者やテロリストがいる作品の

直接的な恐怖は無いけれど

時折映し出される

自殺する人々の映像は

うっ!とくるものもあって・・

それが不気味な恐怖を感じました


きっと最後のシーンは別の画面に移るだろう・・

という予想を見事に裏切ってくれた

ライオンと芝刈り機はもう・・・(涙)


エリオットが素直に自然の力だ・・と思うのは

彼が科学の教師だから!

授業でやってましたからね~

「全てを科学で解明することは不可能!」って


自然を相手に最後かもしれない旅で

夫婦として素直に向き合うエリオットとアルマ

アルマの告白に驚きながらも

自分も美人の店員に・・と話すエリオット優しさ

最後かもしれないから、一緒にいたい!

いつも思うんですが

シャマラン監督ってロマンティストですねぇ~


そして、両親を失くしてしまうけれど

二人に守られたジェスが

家族として生きていける

全てを失っても、小さな希望を残している

シャマラン監督の作品にある不思議な優しさを感じました



最後まで謎解きをするわけじゃなく

ラストにどんでん返しがあるわけでもない

大々的に自然を大切に!なんて

メッセージ性を強く描いてもいない


そこがまさにシャマラン作品!!

本当の恐怖は

知らず知らずのうちに、目に見えることもなく

でも、すぐそこにあるものだと!!


だって、鳥インフルエンザだって

1年前までは人には感染しない・・って言ってたんですから

換気扇から逆流して入ってきた風に

ちょっとビクッとした私でした(汗)






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