- ブルワース [DVD]
- ￥1,777
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アメリカ 1998年
ウォーレン・ベイティ、ハリー・ベリー、ドン・チードル、オリヴァー・プラット、ジャック・ウォーデン、ポール・ソルヴィノ、リチャード・サラフィアン、イザイア・ワシントン、ショーン・アスティン、クリスティーン・バランスキー、ケニー・ウィッテカー
監督・脚本：ウォーレン・ベイティ
【ストーリー】
ブルワース（ウォーレン・ベイティ）は上院議員の再選挙を間近に控えるベテラン議員。業界癒着、法案の通過もまた裏取引によって・・という腐り切った政治の世界にどっぷり漬かった人生に嫌気が差していた彼は自殺願望にかられる。ある日、ブルワースは保険法案の通過阻止を約束し多額の保険金を娘のために契約し、自分自身の暗殺をヒットマンに依頼する”週末調査”を決定。週明けには帰らぬ人となる予定で、週末の演説を空き放題に開始する。黒人集会で、政治家が黒人の社会になんの興味も持たないことを話したり、映画業界の重鎮相手に作品の批判を行ったり、ついにはラップに乗せて過激な意見を放つ。ところが、そんなブルワースの支持率は急上昇し、ついに大統領候補にまで上り詰めるのだが・・・。
またまたいつものように
TVのチャンネルを変えていたら
なにやら面白そう・・ということで観たのがこの作品！
ベテラン上院議員が
嘘と欲で塗り固められた日常に嫌気がさし
何を考えたか、自分自身の暗殺を企てて
狂ったように、本音をぶちまける・・
たまたま知り合った若くて美しいニーナが
ある種心の支えとなって・・・
ところが、彼女が実は
彼が一番恐れていた人物だった！なんて
監督・脚本も努めるウォーレン・ベイティは
この作品の時には６０歳
ラップとニット帽と半ズボンのファッションが
不思議に似合っていたりして・・・
こういう作品作れるのって
「レッズ｣を撮った彼ならでは・・じゃないかな
ラップの内容は・・わぉっ！という感じ
民主党も共和党も、汚いことをしているのは同じだよ・・って（汗）
政治家なんて、選挙の時だけうまいこと言って
あとは儲け主義のお金持ちのことだけ
国民のことなんて考えてない！！とぶちまける
肌の色には関係なく
みんなで互いを知り合おう・・というあたりを聞きながら
ふっと選挙活動中のオバマ氏の言葉を思い出してしまった
ブルワースは
自分自身が変わって、いろいろなものが好転して
これから・・・という時に
やっぱり！というラストシーンなんだけど
昨日、アメリカの第４４代大統領に就任した
オバマ大統領の演説で
『私達がアメリカになれるんだ』という言葉を聞きながら
本当に大変なのはこれから・・・ということを
改めて感じたりした作品でした
この時期に、この作品を観たのも
これまた不思議な出会いでしたねぇ～
それにしても・・
ニーナ役にはハリー・ベリー
ハーレムの裏ボスにはドン・チードル
光ってました！！
