墨攻 | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

アンディ・ラウ/墨攻/ASBY-3865
¥3,990


中国/日本/香港/韓国 2006年

アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、ウー・チーロン、チェ・シウォン


監督・脚本:ジェイコブ・チャン 『流星』、『夜間飛行』


【ストーリー】

大陸がまだ統一されない紀元前370年頃の戦国時代。大国・趙は梁城を落城し燕へ向かおうと、猛将・巷淹中(アン・ソンギ)率いる10万の大軍を梁に送る。全住民わずか4千人の梁城は落城寸前であった。梁王(ワン・チーウェン)は、攻撃をせずに守り抜く“非攻”を信念とする集団“墨家”に援軍を求めるが、墨家はそれを断る。もはや降伏するしかない・・という時に、粗末な身なりの革離(アンディ・ラウ)という墨家の者がたった一人でやってくる。革離は王に1ヵ月持ちこたえれば趙軍は撤退するはずと説明し、自分に兵に関する全権を与えてくれれば城を守ると約束する。やがて趙軍の猛攻に対し、墨家の秘策で凌ぎ続ける革離だったが、梁城の兵士や民衆の心を掴んでいく革離に脅威を感じた王は・・・。



観たい、観たいと思っていた作品を

CATVで観ることができました♪

感謝感激!CATVさま~~です


アンディ・ラウ

渋い!!

渋すぎます!!


寡黙で、信念があって

弱い面も持ちながら

でも守るべきものは守る!


こういう男の人っているかなぁ~~~今の世の中


墨家という集団が居たことは

歴史のお話の上で知っていましたが

『兼愛』という言葉は初めて知りました


観ようによっては

やっぱり変なんですよね

昨日の敵は今日の友・・だったりするわけで

墨家の存在は戦国時代には

必要不可欠だったのかもしれません


彼らが信念としていた『非攻』と『兼愛』

革離が捕虜を解放するときに言う台詞

『なぜ私があなたを殺す?そんな理由はない』


戦いにつきものの大勢の死

どんな大義をもってしても

人を殺す理由などないはずなのですよね

守るとはいえ、そのために大勢の命が失われていく


敵とはいえ

その遺体を運び出す民衆の姿に

心を痛めていた革離の切なさはすごく伝わってきました



そして逸悦と革離の物語は

一瞬、逸悦の大胆さに驚きつつ

やはり、そこは革離らしくサラリとかわし・・

そりゃ唐突すぎですわよ・・などと

ブツブツ言ってしまったオバチャンな私・・(汗)


王の嫉妬による策略で追われた革離が

自分の無事を伝えるために使った道具に

やっぱり渋い!!と惚れ直した私!


もとが日本の漫画というのには驚いたけれど

アン・ソンギやウー・チーロン、チェ・シウォンなど

脇を固めている役者さんも文句なしでした


しばらく・・アンディ・ラウが夢に出そうな

ミーハーな私です♪

(久しく、そういうこと無かったので新鮮です!!)