アメリカ 2008年
ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントン、シドニー・ポラック、マイケル・オキーフ
監督・脚本:トニー・ギルロイ 『ボーン・アイデンティティー』(脚本)
【ストーリー】
NYの大手弁護士事務所に勤めるマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)。だが彼は弁護士ではなく、事務所の顧客たちの不始末をもみ消すフィクサー。かつては地方検事をしていたこともあるマイケル、今や奇跡の仕事人と言われる。だが長年勤めていても保証があるわけではなく、バーの経営をしてみるが従兄弟に裏切られて借金を抱えていた。そんなとき、大規模集団訴訟を担当中の同僚弁護士アーサー・イーデンス(トム・ウィルキンソン)が、依頼人の農薬会社U・ノース社を裏切る行動に出る。いつものようにその不始末を収拾するために派遣されたマイケルだが、アーサーは訴訟を覆す恐るべき秘密を握っていた。一方、U・ノース社の法務部本部長カレン・クラウダー(ティルダ・スウィントン)はアーサーが得た情報が何かを知って驚愕する。このままでは自分の立場が危ういと追い詰められたカレンがとった行動は・・・。
今年初の劇場鑑賞です!!!
仕事が休みの日に時間的にもピッタリだったので
行ってきました~~~~~!!
(本当に休みの日に休めたのは久しぶり♪)
2時間!長いですねぇ~~~
始まる時間だけチェックして
上映時間はチェックしていませんでした(汗
終わったときに時計を見てビックリ!
時間軸がズレる手法ですね
車が爆破されるシーンまでは意味がわからない??感じで
こりゃ、しっかり観ておかないと!!と
瞬きするのも躊躇いました(笑)
それに・・・ひさびさの劇場ですから
尚さら、どっこも見逃してなるものかと・・・(笑)
物語の長さもありましたが
見終わった後の充実感というか
なかなかしっかり作ったなぁ~と
劇場を出るときに一人でニンマリしていました
ジョージ・クルーニーは
カッコイイ感じだけじゃなくて
こういうくたびれた感じも似合いますねぇ~
本作品でアカデミー賞助演女優賞を受賞した
ティルダ・スウィントンは
なるほど・・受賞しますねぇ~の演技
自宅でスピーチの練習をしていたり
トイレで脇汗をビッショリかいて死にそうだったり
なによりも、ラストのマイケルを見た瞬間の
凍った表情がいいです
もともとちょっと冷たいお顔なのに
まさに血の気が引いた・・という感じでした
そしてトム・ウィルキンソン
いいです!
何を血迷ったか中年のオヤジ・・なのかと思いきや
自分を入院させるのは困難だぞと語るシーンは
おぉ~!ちぃっとも狂ってないじゃないと
しっかりわかりましたもの♪
訴訟大国のアメリカならではの作品で
物語はサスペンスなわけですが
マイケルの息子や弟や家族とのつながりが
殺伐とした中に少しの暖かさを感じさせてくれた作品でした
久しぶりの劇場鑑賞大満足♪の私です