キンキーブーツ | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

キンキーブーツ
¥3,591

イギリス/アメリカ 2005年

ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー、サラ=ジェーン・ポッツ、ジェミマ・ルーパー、リンダ・バセット


監督:ジュリアン・ジャロルド 『REX レックス』、『ビカミング・ジェーン』

脚本:ティム・ファース『カレンダーガール』、ジェフ・ディーン

衣装:サミー・シェルドン 『ヴェニスの商人』、『スターダスト』

音楽:エイドリアン・ジョンストン 『日陰のふたり』



【ストーリー】

イギリスの田舎町。紳士靴の老舗工場プライス社の一人息子チャーリー(ジョエル・エドガートン)は、父親が急死したため、4代目として工場を継ぐこととなった。しかし、プライス社が倒産寸前の危機にあって、経営は困難を極めていた。苦しい思いで人員削減をするチャーリーに従業員のローレン(サラ=ジェーン・ポッツ)は「なにができる?じゃなくてちゃんと考えるべき」と厳しい言葉を投げつける。そんなある日、ドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョヴォー)に出会ったチャーリーは、ドラッグクイーン用のセクシーなブーツを新商品として開発しようと思いつくのだが・・・。



これ実話なんですよね!

素晴らしい♪


あの工場は外見も中も素敵

あとでメイキングを見て納得、ホンモノだったんですね

あの社長室の雰囲気、好きですわ!


ドラッグクイーンは優しい

大らかで繊細で

周りに気づかれないように気を使い

そして、とっても粋なことをしてくれる


ローラを演じたウェテル・イジョフォーは

本当にムキムキな男性

でもカツラを被ってドレスを着たら

なんで綺麗になっちゃうんでしょぉ~


あまりにもその姿が綺麗なので

普通にアラン模様のセーターで登場したときは

イケテないこと・・・びっくり(汗)


父親をスゴイ経営者として尊敬していたチャーリーは

自分はダメダメな息子として自信がない

突然まかされた工場だってどうしていいかわからない


そんなダメ男ちゃんのチャーリー坊やが

だんだんかっこよくなってくるんだから

もう本当に私のツボに入ってしまって

こういうタイプに弱いのです私

(あ、いつもの暴走癖が・・・汗)


婚約者のニッキよりもずーっとローレンがお似合い

そこらへんも気になりつつ

ブーツがどうなるか!ってワクワクしっぱなし


息子って父親にどう思われているかって

すごく大きいことなんですね・・・

チャーリーもローラも

一人前の男になるためにってこだわるけれど

彼らが模索してぶつかりながら得るものは

本当の自分自身と素敵な仲間たち


ローラにあからさまに偏見を持つドンや

昔ながらの職人達

ブーツが出来上がったときの盛り上がりは

なんだか学園祭の前夜祭みたいな感じで

すごく懐かしい感じがしました


そして、そのときにローラ(サイモン)がローレンと踊るシーン

あれ、いいですねぇ~~~~

「チャーリーみたいな男は女にとって刺激的よね」

そんな会話をしらずに、その姿にちょっぴり嫉妬するチャーリー


それなのに婚約者の裏切りに動揺して

ローラに当り散らしてしまうチャーリー

でも、それがチャーリーなんですよねぇ~

まだまだ青いというか、お坊ちゃまというか・・・


展開はわかっていても

ラストのステージは迫力満点

ほんとうに綺麗でした!

ハッピーエンドとそれを見て寂しげな表情をするローラ


もう本当にあんなにゴッツイのに

ローラを抱きしめてあげたくなりました!


たくさんあった皆さんのレビューを見ていなくて正解!

これは絶対に観ようと思っていたので

記事をスルーしておりました(スミマセン)


楽しくて、ちょっぴり切なくて

私も頑張ろう!

そんな気持ちになる作品

これ、DVD買わなくちゃ~~~です♪