- ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション
- ¥2,274
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イギリス/チェコ/フランス/イタリア 2007年
ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス、ケビン・マクキッド、ドミニク・ウェスト、リチャード・ブレイク
監督:ピーター・ウェーバー 『真珠の耳飾の少女』
原作・脚本:トマス・ハリス 『羊たちの沈黙』、『レッド・ドラゴン』
音楽:アイラン・エシュケリ 『レイヤー・ケーキ』 : 梅林茂 『デイジー』
【ストーリー】
1944年のリトアニア。戦禍で住んでいた城を出て非難したハンニバル少年。だが、水を求めてやってきた兵士たちを見つけた敵兵の銃撃にあい、目の前で両親を亡くしてしまう。なんとか幼い妹ミーシャと2人で山小屋に隠れ住んでいたが。ある日、逃亡兵グループが山小屋にやってくる。外界と閉鎖された山小屋。食べるものもなく、極寒の世界では獲物すらない。やがて残忍なリーダーのグルータス(リス・エヴァンス)が奇妙なことを言い始める。身の危険を感じたハンニバルだったが、最初にその毒牙にかかってしまうのはミーシャだった。それから数年の月日が過ぎ、ハンニバル(ギャスパー・ウリエル)は心を閉ざしたまま孤児院で成長していた。だが、ここでも過去の恐ろしい記憶にさいなまれながらの生活だった。なんとか脱走したハンニバルは、唯一の親類を求めてパリの叔父のもとへと向かう。けれど、叔父は既にこの世を去り、未亡人の日本人女性レディ・ムラサキ(コン・リー)が、ハンニバルを温かく迎える。彼女のもとで武道や高度な教育を受けたハンニバルは、医学生として医術を身につけるようになってくる、だがその心の奥底には、過去に妹に手をかけた男達への復讐の情念でいっぱいだった。
アンソニー・ホプキンスという役者に魅せられたのは
『羊たちの沈黙』でのレクター博士の
あの異様な瞳の光
冷淡で残忍で、そこにはある種の美学があるようで・・
天才的狂人というその人物
きっと、アンソニー・ホプキンスが演じていなければ
私はここまでこのシリーズを観ることはなかったと思うけれど
そのレクター博士の幼い頃
そして、いかにして彼が作られたか・・という文句に
観ないわけにはいかなかったのです
で・・・う~ん
そうですかぁ~
ただの復讐の鬼っぽい感じ・・ですが
いやいや
最初っからあんなに冷酷な殺人鬼だったら怖いですね
殺人を犯すなんて並々ならぬ理由があってのこと
(並々ならぬ理由があってもダメだけど)
もちろん、あの理由は酷すぎる
幼い娘を持つ身としては目を覆ってしまいました
(そんなに思いっきりの映像はなかったけれど・・ひどすぎます・・泣)
最初はただの復讐・・
でも、そこには既にその後の片鱗がありました
殺し方はまだ雑だけれど
殺した後の処置のしかたは冷淡
なんのためらいもなく
隣の部屋でたった今人を殺してきたのに
そこに立つ警視に話をする
ただ一つだけ
グルータスを殺すときだけは
あまりにも悲しい真実を知って冷静さを失っていました
きっとレクター博士が人間らしい感情を表すのは
後にも先にもここだけなんだろうな・・と思ったりして
そういう見方をしていけば
その後のレクター博士が切なくもあり
だからこそ、美学があるのか・・・とか
結局、好きな俳優の演じるキャラクターだから
本作品よりも
他のシリーズに思いを馳せてしまいました
それにしても・・・
ギャスパー・ウリエルの美しさにビックリ
無邪気に笑う顔はどんなんだろう?と思いながら
どこか憂いを秘めた瞳に
これから楽しみだなぁ~~と
オバチャンセンサー全開にしてしまいました(汗)
コン・リーはすごく演技派な女優さん
押さえ気味な物静かさは日本女性っぽいと言えばそうなんだけど
やはりエキゾチックな妖艶さは隠せませんでした
この作品では勿体無い起用だなぁと思いました
この役は、やはり日本人でやってほしかったかも・・
そして、ハンニバルを追う警視
ずっと誰だったかなぁ~~と悩んでおりまして
気の弱そうな、でも濃い顔だなぁ~とか
で!!思い出しました!!
彼ですね!『300』のあのイヤなヤツ(苦笑)
こちらでは、あまりアクがなかったので
すぐに気づきませんでした(汗)