ボン・ヴォヤージュ | 映画を観よう

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イザベル・アジャーニ/ボン・ヴォヤージュ[運命の36時間]/ACBF-10264
¥4,935


Bon voyage

フランス 2003年

イジャベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー、ヴィルジニー・ルドワイヤン、イヴァン・アタル、グレゴリーデランジェール

監督・脚本:ジャン=ポール・ラプノー 『うず潮』、『シラノ・ド・ベルジュラック』

脚本:パトリック・モディアノ 『ルシアンの青春』

音楽:ガブリエル・ヤーレ 『コールド・マウンテン』、『イングリッシュ・ペイシェント』

【ストーリー】

パリ。名声と社会的地位を手に入れた美しき女優ヴィヴィアンヌ(イザベル・アジャーニ)は、しつこくつきまとう男アルペルを殺してしまう。彼女は小説家を目指す幼なじみのオジェ(グレゴリ・デランジェール)に助けを求め、遺体遺棄を頼むが、その途中事故を起こしたオジェは容疑者として逮捕されてしまう。数ヵ月後、ドイツ軍がパリに侵略してきた際に刑務所から囚人のラウル(イヴァン・アタル)とともに脱出し、ヴィヴィアンの行方を捜す。

一方、ヴィヴィアンヌは真相の発覚とスキャンダル恐れ、内務大臣のボーフォール(ジェラール・ドパルデュー)の力を借りて警察の事情徴収を逃れ、彼の愛人となってパリを脱出しボルドーへきていた。

オジェは、列車で知り合った女子学生カミーユ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)と、彼女の恩師、コポルスキ教授(ジャン=マルク・ステーレ)の助けを得て、やっとボルドーに到着し、街中で偶然にもヴィヴィアンヌと再会を果たすのだが。。。


イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドバルデュー

グレゴリ・デランジェール、イヴァン・アタル

フランス映画で一度は見たことのある名前が並ぶこの作品

ちょっとワクワクしながら観てみると

イザベル・アジャーニが特殊メイクなのか?と思うほど

違う人に見えたことがとても強烈だった作品(汗)


幼馴染の、美しいヴィヴィアンに憧れていたオジェ

彼女に頼られて喜んだのもつかの間

彼女が愛しているのは自分自身だけ・・

いや。。オジェが言うように、

彼女は自分すら愛していないのかもしれない

ラストの彼女を見ているとそんな気もしてくる


フランスとドイツ

国家の運命が決まろうという激動の時代

大臣と女優、女優と作家、作家と教授と生徒

ドイツ軍のスパイ、レジスタンスたち

そして彼らをとりまく人々

戦時下を生きる人々を描いた群像ドラマです


ある意味見ごたえはあると思うのですが

誰を中心に見るかというところで

私は最初に女優ヴィヴィアンを見ていたので

いまいちスッキリしなかった作品です


途中から、カミーユを中心に見たので

少しほっとした感じになりましたが・・

戦場ではなく、こういう町のどこかで

いろんなドラマがあるのだという

そんな作品だったと思います


オールバックのジェラル・ドパルデューは

ちょっぴりかっこよかったかも!