- キッド
- ¥1,890
- タワーレコード株式会社
アメリカ 2000年
ブルース・ウィリス、スペンサー・ブレスリン、エミリー・モーティマ、リリー・トムリン
監督:ジョン・タートルトーブ 『フェノミナ』、『ナショナル・トレジャー』
脚本:オードリー・ウェルズ 『トスカーナの休日』、『Shall We Dance?』
音楽:マーク・シェイマン 『パッチ・アダムス』、『恋は邪魔者』
【ストーリー】
優秀なイメージ・コンサルタントとして成功しているラス(ブルース・ウィリス)は、ある著名人にイメージ・アップのためのアドバイスをしている。ある日、自宅で小さな男の子を目撃するラスは、不法侵入者と思い追いかけるが見失ってしまう。ところが、翌日もう一度その少年に出会った!少年の名前はラスティ。彼はまもなく8歳になろうとしている自分だった。二人で話をしているうちに、ラスは今の自分が幼い頃の夢をなに一つ叶えていないことにがく然とする。ラスティにもうすぐ訪れる8歳の誕生日。それは人生でもっとも最悪な日で、今でも目の下の筋肉が痙攣する変なクセがなぜ起きたのかを思い出した・・・。
以前に観たことがあった作品だけれど
実は、よくあるお話だったので(ゴメンナサイ)
あまり覚えていませんでした・・・(汗)
でも、いつも感じていることなのですが
映画って観る年齢、環境、さまざまな要因で
同じ作品でも、違う感想が生まれたりするわけで・・・
この作品もまさにそんな感じ!
とくにラスティ少年と同じ年頃の子供を持っているせいか
今回は、なかなかジ~ンときました♪
子供の頃にはいろんな夢があって
大人になった自分は夢を叶えていると思っていました
きっとラスティ少年もそうだったはず
でも、現実はずいぶん違っていて
結婚もしていなければ、犬も飼っていない大人のラス
忙しさにちょっぴり人間味もイマイチだけれど
不幸って言うわけではないのですね~
でもお互いに、お互いを観ていて感じることがあるのですね
今の自分がイヤだとか、未来の大人になった自分がイヤではなく
ちゃんと前に進むために、
そのときに起きた出来事を、しっかり受け止めようとする二人
人生で最悪だった8歳の誕生日
とても悲しそうに涙をこらえようとするラスティに
大人のラスが「大丈夫だよ」と声をかけるシーンは
つい涙が出てしまいました
お得意の「うっそだろ~♪」と嬉しそうに言うシーン
ラスは8歳おラスティに負けないくらい無邪気に笑います
ブルース・ウィリスは、本当にこういう表情がよく似合いますねぇ~
ところどころ『シックス・センス』を思い出させるシーンがあったり(苦笑)
ラストにさらに登場する人物にニンマリさせられましたが
ちょっとした御伽噺としてみるといい作品だと思いました。
エミリー・モーティマはこの作品でもすごくキュート
思わず『Dearフランキー』を思い出してしまいました。。。