- ティム バートンのコープスブライド 特別版
- ¥2,555
イギリス 2005年
ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、エミリー・ワトソン、トレイシー・ウルフマン、ポール・ホワイトハウス、アルバート・フィニー、クリストファー・リー、リチャード・E・グラント、ダニー・エルフマン
監督:
ティム・バートン 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』、『シザーハンズ』
マイク・ジョンソン
脚本:
パメラ・ペトラー 『モンスター・ハウス』
キャロライン・トンプソン 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』、『シザーハンズ』
ジョン・オーガスト 『ビッグ・フィッシュ』、『チャーリーとチョコレート工場』
音楽:だニー・エルフマン 『シカゴ』、『スパイダーマン』
【ストーリー】
ヨーロッパのとある小さな村。ビクトリア(ヘレナ・ボナム・カーター)との結婚を間近に控えた青年ビクター(ジョニー・デップ)は、難しい誓いの言葉が覚えられずに、何度もリハーサルを繰り返し失敗してしまう。怒った神父は誓いの言葉を覚えるまで結婚式を延期してしまう。一人で森の中で誓いの言葉を練習していたビクターは、地面から突き出ている人の指のような棒きれに結婚指輪をはめ、誓いの言葉を述べるのだった。ところがそれは本物の人骨で、突然地面から花嫁衣装を着た白骨化した女性エミリー(ヘレナ・ボナム・カーター)が現われ、結婚式が成立したと言うと、恐れおののくビクターを強引に死者の世界へと連れ去ってしまうのだったが…。
『ジャイアント・ピーチ』、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』と
なんだかんだとティム・バートン作品がけっこう好きな私!
この作品も早く見たかったのだけれど・・・やっと観ました
『シザーハンズ』や『ナイトメア~』に比べると毒々しさが弱い(?)というか
おとなしい感じがしなくもないけれど・・・・
どちらかというと『ジャイアント・ピーチ』と同じ感じ♪
独特の世界をおもいっきり想像していたけれど
やはり、涙がホロリと出てしまいました・・・
顔色も悪くて、ちょっと怖いはずなのに
コープス・ブライドのエミリーがとても可愛く見えてしまったり
弱々しくて、ちっとも頼りないビクターが
妙に頼もしく見えたり・・・
死せるものたちの世界も(そこは天国じゃなくて。。。)
恨めしいだけじゃなく、変に楽しそうで・・・
心臓の鼓動は止まっても胸が痛むと悲しげに歌うエミリーに
観ているこちらまで胸がしめつけられて
ラストで静かに微笑むエミリーのシーンでは
とうとう涙がほほを伝っていました
そして・・やはり声の出演者の方々が豪華!
もちろん、役者としても演技派揃いですから
声だけでも十分満足させていただきました♪
最初は子供たちと吹き替え版で見ましたが
どうしても、オリジナルの声が聞きたくて2度観ました
2度目に一緒に観ていた長女が
「あっ!これってジャック・スパロウ?」といったのにはビックリ!
今回一番の驚きでした(笑)
ビクトリアのエミリー・ワトソンは大好きな女優さんの一人
狂気に満ちた役もこなしてしまう素敵な女優さんなのですが
包み込むような優しい声に彼女のふんわりとした笑顔を思い出しました
そして、どうしてもご本人とダブってしまうのが
コープス・ブライドのエミリーの声のヘレナ・ボナム・カーター
実は、メイキングの時のインタビューを観たことがあるのですが
髪はボサボサ(たぶんあんなセットなのでしょうが。。。)
ちょっとボロボロっとした重ね着をしていて
まさに、コープス・ブライドそのものだったのです!!!
お見事!!としかいえないほどでした
本当に、不思議な世界
ぜんぜん可愛くないパペットのキャラクターに背景・・・
それなのに、とても表情豊かで愛しいとさえ感じてしまうほど
こんなに立派なファンタジー!
観終わった後に残る、少しの哀しさと、幸せな感じ
音楽も洒落ていて、好きです!!この作品♪