卒業の朝 | 映画を観よう

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古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

東宝
卒業の朝

アメリカ 2002年

ケヴィン・クライン、エミール・ハーシュ、エンベス・デイヴィッツ、ロブ・モロウ、エドワード・ハーマン、ポール・ダノ、リシ・メータ、ハリス・ユーリン



監督:マイケルホフマン 『素晴らしき日』、『真夏の夜の夢』

脚本:ニール・トルキン 『運転免許書』

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 『ヴィレッジ』、『キング・コング』


【ストーリー】長年にわたって名門校・聖ベネティクト男子校で歴史学を教えていたウィリアム・ハンダート(ケヴィン・クライン)は、静かに引退後の余生を送っていたある日、現校長から呼び出しを受ける。実は、25年前の卒業生で今では大企業のトップとなったセジウィック・ベルから招待を受ける。それは、ベルが生徒の頃に苦杯をなめた同校の伝統行事“ジュリアス・シーザー・コンテスト”のリマッチを主催することによるものだった。確固とした信念で教鞭を執り、生徒たちから厚い信頼を受けていたハンダートに徹底的に反抗し、他の同級せいたちに強烈な影響を及ぼしたべルの思い出が鮮明によみがえってきた・・・。


何度か放映されていたのに
いつも見逃していたこの作品
CATVで放送されたので録画しておきました~♪




ケヴィン・クラインは『デイブ』や『海辺の家』などで
とても印象深い役者さんなので大好きです!
この作品では、25年という歳月を演じているのだけれど
不思議と無理が無く、とても安心して見ました!


男子校の先生と生徒達を描いた作品はいろいろありますが
この作品では、ケヴィン・クライン扮する
ハンダートは誰からも尊敬される素晴らしい先生で
ある転向生によって、かれの教師としての人生が
挫折を感じることになり、けれどもそれはまた
逆に真の教師としての喜びを感じることになっていくのです



いつの時代も、国は違っても
ベルのような生徒はいるものですね・・・

25年後のジュリアス・シーザー大会で
まさか。。。と思うベルの行動


こういう学園ものの作品は、大人になった生徒は
人間的にも社会的にも成功していることが多いのだけれど・・

詳しく感想を書こうとするとネタバレになっちゃいますね(汗
難しいです。。


けれど、ベルはこれから先、どんな人生を送るのだろうか??
彼が父親に抱いた感情は?
彼もまた二人の息子の父親なのだけれど・・・

そして、危惧していた通り息子は父を知ってしまう(悲)

そして、ハンダートはマーティンにあることを告白する

きっとマーティンはショックだったはず

けれども、彼は立派に成長していましたね・・・
ラストシーンにまた新たな希望が輝いて良かった~!!



ネタバレせずに感想を書こうとするとと

支離滅裂になってしまいました(難しい~)

庭園、校舎、制服姿の生徒達、そして毅然とした教師達
ひんやりとした緊張感のある空気が漂っているようで
こういう感じ、すごく好きだなぁ~と思って観た作品でした!