- ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション-GNBF-1134-060922
- ¥3,392
- イケヤ
- アメリカ 2005年
- ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ、アンナ・ファリス、スコット・マイケル・キャンベル、ケイト・マーラ
監督:アン・リー 『いつか晴れた日に』
脚本:ラリー・マクマートリー 『愛と追憶の日々』、ダイアナ・オサナ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ 『21グラム』、『スタンドアップ』
【ストーリー】
1963年夏、ワイオミング州。アギーレ(ランディ・クエイド)の元に二人の若者が、羊の放牧管理という過酷な労働を求めてやってくる。ジャック・ツイスト(ジェイク・ギレンホール)は真っ直ぐな瞳を持つロデオボーイ。イニス・デル・マー(ヒース・レジャー)は婚約者アルマ(ミシェル・ウィリアムズ)との結婚を控えた無口な若者。過酷な仕事の中、二人は友情以上の感情をお互いに持つようになる。雇い主からの突然の下山を言われて戸惑う二人だが、何の約束もないまま別れを迎える。イニスは予定通り婚約者のアルマと結婚、一方のジャックは定職に就かずロデオ生活を送りながら、翌年もアギーレの元をたずねるが「お前の仕事はない」と冷たくあしらわれる。テキサスのロデオ大会でであったラリーン(アン・ハサウェイ)と結婚し、お互いに子供も生まれ静かに暮らしていた。ジャックからのハガキが届くまでは・・・。
- ついに、初登山です。
- これまで、数多くのブログで感想を見てきたおかげで(?)
- ほとんど、観た気になっていた私です(汗
- でも、やはり細かいところは見ていなくてはわからないですねぇ~
さて、感想は・・・といいますと
想像力豊かな私、これまで見てきた感想から
一人妄想を膨らませ、あれやこれやと。。。(苦笑)
そのおかげで、実は少々肩透かしを食らった気分でありました
画面いっぱいに広がる美しい山の景色
トラックが通り過ぎた後に咳き込んでしまいそうなほど
埃っぽくて殺風景な町と晴れ渡る空
叙情的な画面とはウラハラに淡々と進んでいくお話
これまで膨らませていた妄想では
もっとロマンティックで、もっと泣けるかと思っていました
(実は、涙が出たのはジャックとイニスのシャツをイニスが見つけたシーンだけ)
ところが・・・です
観終わってしばらく時間が過ぎて
残っていた洗物をしている時に、フッと
いろんなシーンやセリフや景色がよみがえってきて
まるで口のほうで詰まって出てこなかったビン詰めのキャンディが
ひとつ出たら一気にコロコロと全部出てきてしまったような感じ
イニスの弱さ、ジャックの切なさ、アルマの怒り、ラリーンの寂しさ・・
それぞれの登場人物の心とそのときの映像がフラッシュバックして
今、この記事を書いている私は
床に散らばったそれぞれのピースを拾い集めている状態(汗)
自分の勝手な想像でイメージして初登山では道に迷うどころか
作品そのもののストーリーを追うだけでしたから
もう一度観ないといけないなぁと思いました。
あれだけ淡々と進むストーリーなのに、こんなに心に残るのは
セリフや画像に無い言葉があるから・・・
アン・リーという監督のアジア的な感覚と
行間を表現させようとした脚本と、それを表現した役者たちのおかげですね♪
今頃になってオタオタしている私です・・・(汗)