アメリカ 2006年
声の出演:土田大、山口智充、戸田恵子、パンチェッタ・ジローラモ、赤坂泰彦
監督:ジョン・ラセター 『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』
【ストーリー】
新人のレーサーのライトニング・マックィーン(声:土田大)は、カー・レースの最高峰ピストン・カップの最終ラウンドで、優勝争いをする若きレーシングカー。新人だけど天才的な実力と圧倒的な人気を誇る彼は、その傲慢さからピットクルーをクビにしたばかりで、この大事な最終レースでもタイヤ交換をしないで走って、単独優勝を逃してしまう。史上初の上位3台同時着で、優勝戦はカリフォルニアでのプレーオフとなる。
ところが次のレースの開催地へ向かう途中、マネージャーのマックとはぐれたマックィーンはルート66沿いのさびれた田舎町ラジエータースプリングスへ迷いこんでしまう。突然のハプニングで気が動転し、町の道路をメチャクチャに破壊してしまった彼は、道路の補修をするまで町に足止めされることに!!そこは、ボンネットのないオンボロなレッカー車のメーター(声:山口智充)や、フェラーリが大好きな59年型フィアット500のルイジ(声:パンチェッタ・ジローラモ)、ポルシェのサリー(声:戸田恵子)ら個性豊かな車たちがいる町だった・・・。
観てきました~~~~~♪
夏休み最
初の土曜日!&夫婦の日(割引デー)
混むかと思ったけれど・・・
(やはり今日はジャック・スパロウ人気に行きましたね!)
子どもたちをつれて家族5人で観てきました!!
5人家族で観るとなると・・・これまた費用もバカにならない(涙)
前売り親子チケットなどを買えばよいのだろうけれど・・・
でも!!でも見つけてしまいましたよぉ~~~
お得な割引チケットを!!!
たまたま公式サイトを見ていたら割引券の文字が!
ん?と思ってクリックしたら、ラッキ~♪
というわけで・・・本日夫婦の日+子ども達は割引で
すっごくお得に映画鑑賞できちゃいました!!ふふふ
あ、そんなことよりも、映画の感想!!!でした(汗
いや~~~~良かったです♪
ディズニー&ピクサーですから、安心して観ていましたが
子どもも大人も楽しめる作品ですね!!
あの広大なアメリカの土地を横切るハイウェイの横に
地図から消えてしまった道と町と、ちょっと変わった住人たち
でも、そこで見つける素敵な友と心の成長が素晴らしい♪
派手なカーレースで始まり、息もつかせぬ主役の登場!
ワガママで思いやりのかけらもないマックィーンは
レースカーであるために迷子に(ヘッドライトないしね)
速く走るのが当たり前だから、なんでも力任せで
道までボロボロに壊してしまう(苦笑)
とにかく、一日も早くこの町を脱出したいマックィーンは
ドク・ハドソンに「走りも舗装も、何をやらせても雑!」と言われて
丁寧に道を舗装(ツルツル・ピカピカ)する!
実は、やればできる!!丁寧に・・ね
最初はこの町の住人たちのことを、全然見ていないマックィーンだけど
メーターやサリーのおかげで、少しずつ心を開いていく・・
サリーがマックィーンをドライブに誘って見せた風景は
本当に綺麗!!いくつかのトンネルを抜けて滝が見えたとき
すっご~く涼しい感じがして・・・見事ですよ!ピクサー
そこでのサリーのセリフはグッときました
「車は楽しみに行くため早く走るじゃなくて、昔は走ることを楽しんでいた」
そう、仕事でも、勉強でも・・なんでもそうなんだろうけれど
ある目的のための手段ではなく・・それ自体を楽しむことを忘れている
すごく、心に感じた言葉でした・・・もっと楽しまないと・・ネ♪
メーターの声、グッさん(山口智充)なんですよねぇ~
もっと、グッさん・グッさんしている声で登場するかと思ったら
意外にも、すぐにはわからないくらいの、メーター用の声になっている
さすが~モノマネ名人ですね。自分の声を自在に変えられるから
地声じゃなくて、ちゃ~んとメーターになっている!!
(英語版は知らないけれど、似合ってますよこの声)
サリーの声は戸田恵子さん!!
そうそう、アンパンマン&トーマスの声の~~~
でも、この方アニメだけじゃなく映画の吹き替えも
随分たくさんやっているプロの声優さんですもんね!
クールビューティな感じ、バッチリでした♪
で・・・びっくりしたけれど、さすがイタリア男ですねぇ~
ジローラモさん!!
ルイジ役だけでなく、驚くべきスピードでタイヤ交換するグイドも
彼が声を担当しているとか・・・(イタリア語でしたね・・)
ちなみに、ラストで本物のフェラーリが来店したときの
フェラーリの声は英語版ではミハエル・シューマッハが担当ですって!
今回の日本語吹き替え版!
グッさんと、ジローラモさんの話題でもちきりでしたね
まぁ、声優さんがスポット当たらないのは
プロだから当然といえば当然なのでですが・・・
主役のマックィーンの声が誰だろう??とエンドロール気にしていました
おぉ~土田大さんですか!!
ご存知ないかたも多いとは思いますが・・・
小さな男の子がいる人なら知っているかも?
『忍者戦隊カクレンジャー』のブルー役の方です!!
と言っても、土田さんはプロの声優さんで、少し舞台やTVで俳優業する
マルチな方ですね。ナレーションとかも多いですね
マックィーンにピッタリの声でした!
英語版では、本物のレーサーが何人も声の出演しているんだって?
シューマッハだけじゃなくて、アンドレティとかも・・
ドック・ハドソン役は、名優、ポール・ニューマンなんですよね
レンタル出たら、英語版借りて声聞いてみようとおもいます~
それにしても!!
さすがですよね~~ピクサー!
車って硬いじゃないですか?(当たり前だって・・苦笑)
手も足もタイヤで、外人独特なオーバーアクションできないのに
怒ったり笑ったり・・なんとも表情豊か!!
CG映像ってわかってるのにレースのクラッシュシーンでは
目を背けたりして・・(汗)
ほんとに、カーズの世界に入り込んで楽しませてもらいました!
<蛇の足>
エンドロールが流れるときに、ピクサーがよく流すNGカット集!この作品でもあるのか~?と思ってみていたら・・・
「トイストーリー」「モンスターズ・インク」「バグズ・ライフ」のパロディというか、カーズ版(バズなどの出演者が全部「車」になっている)
その中で、「この声優いつも出ているな、出演料ケチってるよ」という台詞のあと、 "DEDICATED TO JOE RANFT" の文字が・・・。
ああ、そうでした。昨年亡くなったジョー・ランフトへの追悼だったのですね!
たくさんの人でつくるCGアニメ映画。スタッフを大事にする暖かさが作品にもにじみ出ていました!!