アメリカ 2000年
マリサ・トメイ、ヴィンセント・ドノフリオ、ナディア・ダジャニ、ホーランド・テイラー
監督・脚本:ブラッド・アンダーソン 「マシニスト」、「ワンダーランド駅で」
【ストーリー】
男運に恵まれない独身女性のルビー(マリサ・トメイ)は、ある日公園で出会った男性サム(ヴィンセント・ドノフリオ)と恋に落ちる。サムは、小さな犬に必要以上に怯えたり、腕にバーコードの刺青をしていたり、ちょっと風変わりなところがあったが、そんな彼にこれまでの男にはない魅力を感じるルビー。お互いにとても大切な存在になっても、ルビーは、サムが何か隠し事をしていると感じていた。そして、彼を問い詰めると、「自分は未来から来たタイムトラベラーで、ルビーは事故で死んでしまう」と告白するのだった。はじめこそ冗談だと思い、呆れるルビーだったが、次第にサムには、ほかに女性がいるのでは?と猜疑心を募らせていく…。
「ワンダーランド駅で」や「マシニスト」の監督が手掛けた作品
これは、日本では未公開の異色ラブ・ストーリーです
たまたま、BSで放映していたのを見たのですが・・・
すごく、いい作品でした!!!
タイムトラベラーのかれをどこか信じられないルビー
マリサ・トメイは、「忘れられない人」で見た時の
あのどこか自信なさげで、でも一途に愛する人を思う女性を好演!
いつもながら、すごくキュートな人だなあと感激します。
彼のヴィンセント・ドノフリオも
ちょっと精神的に危うい感じが漂って面白かったです!
この人の雰囲気が、単純にSFの作品に出てくるタイムトラベラーじゃなく
ほんとうに普通の、このへんにいそうな男性だったから
ラストの種明かしみたいなところが生きていました!
SFちっくで、でもUFOやタイムマシンが出てくるわけじゃなくて
あちこちに散りばめられた小物が
物語の後半にある種の謎解きの道具になっていて
録画しながら見ればよかった~~~と思いました
こういう掘り出し物的な作品に出会うと
すご~くうれしくなってしまいます!!