http://ameblo.jp/servlet/TBInterface/10003563207
- ハピネット・ピクチャーズ
- シカゴ スペシャルエディション
Chicago
アメリカ 2002年
レネー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア、クィーン・ラティファ、ジョン・C・ライリー、ルーシー・リュー
監督:ロブ・マーシャル 『SAYURI』
脚本:ビル・コンドン 『地獄のシスター』、『キャンディマン』
音楽:ダニー・エルフマン 『メン・イン・ブラック』、『スパイダーマン』
【ストーリー】
1920年のシカゴ。ヴォードヴィルのスターを夢見るロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)は、人妻でありながら、自分をショーに売り込んでくれるというケイスリー(ドミニク・ウェスト)と浮気していたが、その言葉が嘘だったことを知り、彼を撃ち殺し逮捕されてしまう。
一方、ロキシーの憧れの歌姫、ヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)も殺人罪で逮捕されて、同じ刑務所にいたが、ヴェルマは女看守長ママ・モートン(クイーン・ラティファ)を買収して敏腕弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇い、夫と姉に裏切られた被害者として自分を演出し、犯罪者でありながら、スターとしてのステイタスをさらに上げているのだった。ロキシーは、自分も華やかなカメラのフラッシュを浴びようと、お人好しの夫エイモス(ジョン・C・ライリー)を使ってビリーを雇う。かくしてロキシーは彼女の思惑通り、マスコミの同情を買い、シカゴ史上最もキュートな殺人犯として獄中から一世を風靡し、ついにスターの座を得るのだが・・・・。
この作品が、こんなに見事なミュージカルだとは知らなかった!
どうも、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが苦手だった私
(ご主人の方が苦手なのだが・・関連してしまって・・)
でも、いやはや見事です!!
レネー・ゼルウィガーの歌やダンスは
『恋は邪魔者』でも観ていたけれど
(こっちのほうが後の作品なのに)
売れない間のロキシーのパッとしない風貌から
見事に刑務所からスターとして咲き誇ったロキシーの可憐な感じ
スゴイですねぇ~~~女性って美しくなります!
もともと綺麗なんですけどね・・
この方、冴えない普通の女性とかもサラリと演じるので
ときどき美しいってことを忘れてしまいます
それに引き換え
どんなにダサダサ~な役をしようとしても
なんだか華やかさが消せないキャサリン・ゼタ・ジョーンズ
ボブの髪型がピッタリ決まって
スターとしての風格バッチリのダンスに歌は抜群でした!!
苦手意識を忘れさせてくれる十分な迫力に
これは、他の作品もちゃんと観ようと思わせてくれました
それにしても、この女性たち、みんな犯罪者だよねぇ~~~と
ちょっとツッコミたくなるところを置いといて
看守のクィーン・ラティファもピッタリでした
脚光を浴びたい女性の思惑と
その気持ちをうまく利用し、お金にしていくリチャード・ギア
お洒落なワルで、どこか抜けてるような抜けてないような
ある意味女性の敵なんだけど
やっぱりこの人がやると憎めないんだなぁ~
華やかな舞台や人生の裏には
辛い思いや苦い思い出があるもんよね・・なんて
カッコよく言えるもんじゃないけれど
そんなストーリーよりもミュージカルとして
歌やダンス、そして1920年代のファッションを
思いっきり楽しめる作品でした。