ぼくは怖くない | 映画を観よう

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ぼくは怖くない

イタリア 2003年

ジュゼッペ・クリスティアーノ、マッティーア・ディ・ピエーロ、アイタナ・サンチェス=ギヨン、ディーノ・アップレーシャ、ディエゴ・アバントゥオーノ


監督:ガブリエレ・サルヴァトレス 『エーゲ海の天使』、『ニルヴァーナ』

原作・脚本:ニコロ・アンマニーティ



【ストーリー】

1978年の夏休み、南イタリアは記録的な猛暑だった。麦畑がまるで青空の下に波立つ黄金色の海のように覆う一面の丘。たった5軒の家からなる貧しく小さな村では、大人たちが家の中で日中の焼け付くような暑さを避けている一方、村の6人の子供たちは自転車に乗って人影のない灼熱の田舎道を遠くまで駆けていく。
両親と妹と暮らす10歳のミケーレは、ある日廃屋の裏に不自然にふさがれた穴を見つける。
「宝物がつまったほら穴かもしれない」とワクワクしながら中を覗くと、そこには、小さな足が・・・。

死体?そう思った瞬間、ミケーレは怖くて逃げ出したが、気になってまた穴に行ってみる。すると死体が動いた!「誰?どうしてこんなところに閉じ込められているの?」この発見は幼いミケーレにとってあまりに恐ろしく、友達はおろか両親にも言えずにいたのだが・・・。





以前、おすぎがこの作品のことを紹介していて

穴をのぞきこむ少年の映像が焼きついていたのですが

いつものレンタルショップで、ポツンとあるのを発見!

どんな作品なんだろう?穴の中でなにを見つけたのか??

ほとんど予備知識無しに観ました!!


穴の中を覗いた瞬間の映像は

ミケーレと同じくらいドキドキして

ホラー映画か?というくらいビックリしてしまった私・・(ビビリだなぁ)


一面麦畑で静かな時間がながれているような

そんな小さな村にこんなことが起きているなんて!

子供たちの無邪気さ、ガキ大将の残酷さ、映像の美しさ

そして、ミケーレの純粋さ


ミケーレの視点で描かれた村と大人たちと少年の友情。

秘密を持ったミケーレが頭を抱えていたり

秘密をバラした少年に対しての怒り

ミケーレに絶交された少年の戸惑い

ミケーレを演じた少年は当時12歳だったらしいけれど

とても綺麗で、誰もが少年時代には

あんなキラキラしたまっすぐな瞳で物事を見ているのだろうな・・と思いました。



ラストは、まさかなぁ~~

まさか、間違えて!なんてことはないでしょう??

という願いも空しく・・なのだけど

あれは、ハッピーエンドと思いたい。


ネタバレになるので詳しくは書けないけれど

ハリウッド映画にはない、不思議な感覚の作品です!



それにしても、ミケーレ役の子がとても綺麗だった~~~♪





美しい麦畑の映像が見られる、オフィシャルサイトはこちら