- 角川エンタテインメント
- グッドマン・イン・アフリカ(字
A Good Man in Africa
アメリカ 1994年
コリン・フリールズ、ショーン・コネリー、ジョン・リスゴー、ダイアナ・リグ、ルイス・ゴセット・ジュニア
監督:ブルース・ヴェレスフォード 『ドライビング・Miss・デイジー』
脚本:ウィリアム・ボイド 『チャーリー』
【ストーリー】
独立後間もない西アフリカの小国キンジャンジャに駐在するイギリス人外交官のモーガン・リーフィー(コリン・フリールズ)。彼はこの任地で、酒とセックスだけを慰めにする日々を送っていた。出世コースからも国の仲間たちからも忘れられた存在の彼にとって仕事はどうでもいいものだった。そんな折、彼の上司アーサー・ファンショウ(ジョン・リスゴー)が妻クロエ(ダイアナ・リグ)と娘プリシラ(サラ・ジェーン・フェントン)を伴って本国からやって来る。彼は海底油田の権利を手に入れることで、そのためにはこの国初の大統領選で当選が確実視されているKNP党首サム・アデクンリ(ルイス・ゴセット・ジュニア )を懐柔する必要があったからだ。ファンショウは傲慢で嫌な男だったが、リーフィーにとっては得点を上げるチャンスであり、うまくいけばプリシラを手中にでき、しかも本国に戻れるかもしれないチャンスだった。そんな時、体の異変に気づいたリーフィーは、医者の元を訪れる。そこには、この土地に20年以上も貢献し、国中の人々に『グットマン』と称されるマレー医師(ショーン・コネリー)がいた。
レンタルショップで何気なくみつけた一本。
解説を読んで、これはすごい感動ものかもしれない!!
なんてったって、グットマンにショーン・コネリーだし~
と期待に胸をふくらませて、一緒に借りた他の作品には目もくれず
まずはこれから!!と見てみると・・・・・・・
う~~~ん
う~~~ん
もう1回見ると良さがわかるか?と悩んでしまった・・
解説には
『外交官としての未来のない日々に絶望した主人公が、グットマンと呼ばれる一人の医師に出会って変わって行く感動作』
と書かれておりました。
確かに、内容はそれで間違っていないんですが
主人公のダメ男ぶりが前編に盛沢山!!
どうしようもない上司と妻が登場して
その娘と恋仲になろうとする主人公
さらに、この国の指導者の妻にまで・・
そりゃ、体調も崩すわよ!という感じ(失笑)
上司役にはジョン・リスゴー
指導者にはルイス・コゼット・Jr
そして、グットマンにショーン・コネリー
こんなに素晴らしいキャストなのに
なんで、こんなにイマイチな作品になっているんだろう??
もっと、主人公がグッドマンと出会ってから
人間として変化してくというストーリー部分を描いた方が良かったのに・・
変わるのがあまりにも唐突で、エッ?!って感じなのです
ショーン・コネリーはいつものように、落ちついた渋い演技でしたが
全体的にすっごく不満の残る作品でした
映画を酷評することはめったにないのですが
これは、下手に期待してしまっただけに
観終わったあとのショックが大きかった作品です(苦笑)
ショーン・コネリー目当てで観た作品は数あるけれど
これは、ちょっと・・・と思いました(汗)