コンスタンティン | 映画を観よう

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コンスタンティン
CONSTANTINE

アメリカ 2005年

キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ、ジャイモン・フンスー、ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメア


監督:フランシス・ローレンス


【ストーリー】

しがない私立探偵のジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)。だが彼は天使や悪魔など目に見えないものが見える特殊な能力を持ったエクソシスト(悪魔祓い)だった。今日もまた人間界に入りこもうとしている悪魔を退治した。

一方、ロサンジェルス市警の女刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)は、今日も事件を解決したが、教会で懺悔をしていた。敬虔なクリスチャンであるアンジェラは、偶然なのかそれとも特殊な能力なのか、犯人のいる場所、危険、銃を使うタイミングがわかってしまうことを恐れていた。

コンスタンティンは、天国の使い(伝達係)のハーフブリードと話をしていた。彼は過去の自殺未遂(2分間だけ死んでしまった)をしたために天国に行けないというのだ。悪魔祓いは天国への切符を手に入れるため?だが、今までとは違う何かを感じ取るコンスタンティン・・・。やがて妹の自殺の真相を確かめようと、コンスタンティンに辿りついたアンジェラを悪魔が襲う・・・。



公開前のCMで怖いというイメージがついてしまっていて、観るタイミングを逸していたのだけど・・・

やっぱり気になる~。怖かったらどうしよう?エクソシストだって・・・う~ん。


悩み悩み借りてきた。



面白いじゃないですかぁ~~~!ホラーじゃなくて、オカルトですね。

キリスト教では自殺は大罪。そのために天国に行けないコンスタンティンとアンジェラの妹。

悪魔が人間界に入りこむために、特殊な能力を持ったものと神の血が必要で・・・。

なるほど~~~よくできてますね♪


天国と人間界と地獄が隣り合わせであることや、天使や悪魔はそれぞれの世界からは出られないから、伝達係(ハーフブリード)がいる。

天国側のハーフブリードが大天使ガブリエル。たしかキリスト教ではガブリエルは「神のことばを伝える天使」ですから・・・。でも、最初にガブリエルが登場した時の翼の色が気になったんですよねえ~~

それにしても、ガブリエル役のティルダ・スウィントン。すっごく中性的でいいですねぇ~~♪最初は綺麗な男性だなぁと思ったんだけど・・あ、観たことある!と気づいたんですわ『天使の肌』という作品に出ておりました。


そして、人間界に入りこもうとしているのが悪魔の息子。

え?悪魔に息子が???と思ったんだけど、偉大な(?)父を超えたいのか・・?うーん、どの世界も父親が偉大過ぎると息子はオバカになるんだろうか??

結局、コンスタンティンはその父親ルシファを呼び出して、まんまとバカ息子を退治してもらうんだけど。ルシファが白いスーツでカッコイイこと!!


主役の二人は、お美しい~です♪


キアヌ・リーブス、この映画ではマトリックスと比較されることが多いみたいですが、こっちは人間臭いじゃないですか・・・あのくたびれたスーツ。ズボンの長さがビミョ~(苦笑)あんなにタバコ吸ってたら、平凡に生きてても死んじゃうよ!天使や悪魔や、いろんなものが見えても淡々としてて、クールなんだなぁ~と思いきやバスルームにあひるちゃんを置いている淋しがりやかも。もう少しキャラ説明があっても面白かったかなぁと思いました。


レイチェル・ワイズも相変わらず美しいです。

『太陽の雫』や『スターリングラード』でも美しかったけれど、一番だと思ったのは『輝きの海』です。



聖書に記されていない章がいくつかあることや、ハーフブリードが人間の耳元で囁いているっていうのは気になりました~!!