オーロラの彼方へ | 映画を観よう

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松竹
オーロラの彼方へ
FREQUENCY

アメリカ 2000年

デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル、ショーン・ドイル、エリザベス・ミッチェル、アンドレ・ブラウワー


監督:グレゴリー・ホブリット 『悪魔を憐れむ歌』、『真実の行方』

脚本:トビー・エメリッヒ  『マスク2』、『きみに読む物語』などの製作総指揮

音楽:マイケル・ケイメン 『リーサル・ウェポン』、『X-メン』


【ストーリー】

1969年、ニューヨーク上空に珍しいオーロラが出現した日、消防士フランク(デニス・クエイド)は救助を終え、妻ジュリア(エリザベス・ミッチェル)と6歳の息子ジョンの待つ家へと戻ってきた。楽しくダンスを踊る二人。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。だが、その2日後、フランクは殉職する。

それから30年後、ジョン(ジム・カヴィーゼル)は消防士でも野球選手でもなく、刑事になっていた。父のような幸せな家庭を持つわけではなく、孤独をかみしめていたジョン。そんなある晩、再びニューヨークにオーロラが出現する。ジョンはふと父が愛用していた無線機を見つけ、手を伸ばしてみる・・そこから聞えてくる男性の声、まるでそれは父と話しているような不思議な感覚だった。実は、オーロラの磁気が生み出した時間のゆがみで本当に30年前の父親と繋がっていたのだ・・・。



結婚指輪が似合う男ナンバー1のデニス・クエイド!(私が勝手に決めたナンバー1です・・)


アメリカンタイプのバイクにまたがり、颯爽と出かけて行く姿は、さすが~アメリカ!です。カッコイイ♪お話は、死ぬ前の父親と無線で繋がった息子の物語。

ファンタジ~と思いきや、父親が死ななかったことで、家族の歴史が変わって、母親が!!すごいハラハラするサスペンスへと変わっていきます。


サスペンス!として見ると、どうも納得いかない部分がチラホラあるのですが、そこは、勢いっていうか・・・ぐいぐい引っ張って観せてくれます。


父と子が無線で繋がり、お互いの存在を知るところは暖かい感じがしてよいです。未来の息子と話す父。失った父と話す息子。とても不思議な感じだと思います・・・。

私も未来の娘達と会話ができたら・・・いや、これは後の楽しみにとっておきましょう(笑)


それにしても、デニス・クエイド、本当にこういう父親役似合います!!先日観た『フライト・オブ・フェニックス』が物足りない感じがするのは、こういう役を見ているからでしょうねぇ~~~


息子役のジム・ガヴィーゼル、ちょっと影がありますねぇ~。そういえば『パッション』(まだ観ていませんが)でイエス・キリストの役をやったんでしたっけ・・・似合いそう。



この作品、最初はほんわかファンタジーっぽい親子ものとして観たので、サスペンスになってきた時にはえええ??と焦りました。でも、1回で2度美味しい~みたいで面白かったです。