- 松竹
- 死ぬまでにしたい10のこと
My Life Without Me
スペイン/カナダ 2002年
サラ・ポーリー、マーク・ルファロ、スコット・スピードマン、レオノール・ワトリング、デボラ・ハリー
【ストーリー】
若くで結婚をした23歳のアン(サラ・ポーリー)は、夫のドン(スコット・スピードマン)と、二人の娘とトレーラーハウスで幸せに暮らす主婦。しかしある日、突然の腹痛に倒れ、トンプソン医師(ジュリアン・リチングズ)に癌で余命2~3ヵ月と宣告される。アンはドンと母(デボラ・ハリー)には貧血だと説明。そして夜更けのコーヒーショップで今までの人生を振り返りつつ、死ぬまでにしたいこと10項目のリストを作る。
残された時間が短いアンは、さっそくそれを実行していく。そんな時、コインランドリーで、コーヒーショップにいた男リー(マーク・ラファロ)に声をかけられたアンは、彼と恋におちる。優しい夫のドンには、隣の家に越してきた自分と同じ名前のアン(レオノール・ワトリング)が、新しいパートナーになってくれるよう密かに願い、子供たちを預けたりもする。そして、10年も刑務所にいる父(アルフレッド・モリーナ)と面会する。
製作総指揮は『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドバル。
きっと、この方にとって、母親(母性)というものは、とてつもなく強くて無限のものなんだろうなぁ~と思う。
話題になって、いろんな方の評価を見ていたので、どうだろう??と思って観たけれど・・・個人的には、困りました・・・・(苦笑)
きっと、私も娘を持つ母親として、等身大に見てしまったからかな~
自分がアンと同じ状況になったら?同じようにしたか?
答えは「NO!!」です。
まず、第一に私はアンのように強くない!死んでいく身でそれを黙っているなんて・・・。一人であの恐怖にたち向かうのはできそうにない・・・。きっと、半狂乱になったりもするはず・・(子供たちの前では平静を装っていられる自信はあるけどね)ダンナにはなりふり構わず泣きつくと思うわ(苦笑)
それから、観ていてすごく感情移入できなかったのは何故だろう?と考えていたんだけど・・そうなんです!残される方の人の気持ちが無視されているんです。。
題名が「死ぬまでにした10のこと」なんで・・意図的にこういう作品にしているんだろう。。戸は思うのだけど・・。妻が(母親が)突然居なくなってしまうって許せるんだろうか?心の準備が必要じゃない?それに、残される人間にだって、それまでにしたいことってあるんじゃないかって思ったんですよねえ~
私でも同じようにすることと言えば、ビデオかなぁ~
できれば、娘たちの誕生日ごとに何年か分撮り貯めておきたいと思うし、Birthdayカードや彼女たちが結婚するとき、出産するとき用に手紙を書いておきたいなぁ~なんて
そんなことを考えてしまうと、もうダメですね・・・泣きます。
感情移入できなかった・・と書いたけど、もちろん、同感できるところもあったんで、その変では泣きました(う~ん、記事が支離滅裂だね・・・
とにかく、なんにしても、健康管理はきちんとしなくちゃいけないなぁ~~~~とすごく当たり前のことを考えた作品でした(苦笑)
やっぱり、母親って強いものなんだろうねえ~~