- 紀伊國屋書店
- サスペリア プレミアム・エディション
Suspiria
イタリア 1977年
ジェシカ・ハーパー、ステファニア・カッシーニ、アリダ・ヴァリ、ジョーン・ベネット
【ストーリー】
ニューヨークからドイツのバレリーナ学校へやってきたスージー(ジェシカ・ハーパー)は、森の中に立つ怪しげな学校で寄宿舎生活をおくることになる。そこには、副校長のブランク夫人(ジョーン・ベネット)と厳しそうなタナー女史(アリダ・ヴァリ)、盲目のピアニストのダニエル(フラビオ・ブッチ)らスタッフと、スージーと同じようにバレーリーナになるためにやってきた学生たちが居た。
ある日スージーはレッスン中に倒れ、薬と食事を与えられた。そんなとき学生のサラ(ステファニア・カッシーニ)から謎めいた話しを聞くが、次第に学校の中で不信なできごとが起き始める。ついにサラの姿も見えなくなり、スージーは謎を解くために、学校の奥へと・・・・。
ホラー映画といえば、まず最初に出てくるこの作品。
一度でも観たことのある人なら、題名を見ただけであのゴブリンの音楽が蘇ってくるはず・・・。
ちょうど、ホラー映画が好きだった年頃で『エクソシスト』からはじまったホラー鑑賞。
この作品は、内容を知っていても妙な怖さがありますねぇ~。
もう、最初の空港の自動ドアが開いた瞬間からドキドキ♪ なにか出てくるかも~という期待と怖さ。
森の中を走っていくタクシーと狂乱状態で走り去る女性。
子供ながらに、手に汗握って見ておりました。
悪魔崇拝、戦うのは魔女。というわけで、日本人にはあまり馴染みは無いけれど、途中の奇妙なできごとがとにかく怖かった~。
赤ワインは、大人になって口にするまで、血かもしれないと疑ったりしていたものです(笑)
そして、何故か私。この映画で主役の女優さんよりも、タナー女史(アリダ・ヴァリ)を鮮烈に覚えているのです・・・。もう怪しく光る目。鋭い表情。こんなに怖いオバサン!!!と思いました。
実はこの方、『第三の男』でハリーの恋人を(あの並木道を歩く)演じている方ですよねぇ。美しいんですわ、これが!!どうりで、存在感が凄いんですね♪
あとになって『フェノミナ』はこの映画に似てるなぁ~と思ったんですが、監督がどちらもダリオ・アルジェントだったんですね♪納得
しかし・・・・更に怖い!と思った作品が・・・・
それは『サスペリア2』です!!それはまた別の記事に・・・・