タイトル： 半落ち
私には珍しく邦画です。
この映画で寺尾聡は
日本アカデミー主演男優賞を獲得
【ストーリー】
現役警察官である梶（寺尾聡）が妻を殺して自首した。
アルツハイマー病の妻の介護疲れか？と思っていたが、妻を殺害してから自首するまでの２日間の空白が謎となる。
梶のポケットから出てきた新宿歌舞伎町のティッシュ。誰もが、妻を殺害したあとに歌舞伎町へ？？といぶかしく思ったが、スキャンダルになることを恐れた警察側は、単純な事件として扱うことにした。
ところが、検事や新聞記者はこの空白の２日間にこそ真相が隠されていると事件を調べなおそうとするが・・・
今「優しい時間」でも静かな役をやっている寺尾聡。この人は、こういう寡黙な役が似合いますね。もしかしたら地なのか？？と思うほど
（お父さんに似てきました～）
この映画でも、実にセリフが少ないです。
でも、しっかり主人公です。存在感はバッチリです。
この映画は、夫婦愛についてかかれたものだと言う方が多いですが、それだけではないなぁ～と思いました。
例えば、警察と検察側の取引とか・・吉岡くん演じる裁判官とか。
もしも、他の裁判官だったら、執行猶予ついていただろうし・・・（もちろん、あんな感情的な裁判官いたら困るだろうけど）
ズ～ンと重いわけじゃないけど、若い人にはツライ作品かなぁ。
今回は珍しく、旦那と一緒に観てました。
観終わった後に、お互いに「自分がボケたらどうする？」と聞きたかったよーな気がします。どちらも聞かなかったけど。
たまには邦画もよいなぁ～と思いました。
でも、原作読んで見ないと・・