ドラゴン怒りの鉄拳(1972年) | 勝手に映画紹介!?

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年)

ドラゴン怒りの鉄拳

約2週間前にブルーレイで伝記映画「ドラゴン/ブルース・リー物語」を購入、鑑賞した影響もあり、ホンモノも見たくなったので…エアチェックコレクションの中からブルース・リー作品を引っ張り出して見直している。3、4年前にWOWOWで特集放送した時にまとめて録っておいたんだよね…録画直後はそんなに見直したい気分じゃなかったんだけど、こうやって急に見たくなったりすることもあるから、ディスクにアーカイヴしておいて正解。そんなわけで1本前に鑑賞した「ドラゴン危機一髪」と同じディスクに焼いてあった「ドラゴン怒りの鉄拳」を鑑賞したよ!

中国武術の名門“精武門”の創始者ホー・ユンカップが謎の死を遂げ…弟子たちは悲しみに暮れていた。愛弟子の1人チャンも急いで戻ってきたのだが、師匠の死を受け入れられず、その死因に疑問も抱いていた。そんな矢先に、日本人の鈴木率いる“虹口道場”がやって来て、弟子たちの前でホーを愚弄する。師範の指示でなんとか堪えたチャンだったが…その後、1人で“虹口道場”に乗り込み大暴れ。しかし、それが原因で…“虹口道場”と“精武門”角質はいっそう激しいものに。そんな時、チャンはホーが殺されたという事実を知ってしまい…。

「ドラゴン危機一髪」もそうだったけど…あらすじ書くのに登場人物の正確な名前を調べようと、ネット情報を参照すると、サイトによりまちまちなんだよね。上映版やTV放送版、各種ソフト版など訳者が違うと名前までガラリと変わってしまってる感じ。あの時代の香港映画だと…言語も色々なバージョンがあったと思うから、そういうのも影響してるのかも?ブルース・リーが演じた主人公も“チャン”と“チェン”と2通りあるんだけど、とりあえず…オイラはWOWOWで放送された本編で呼ばれてる名前(字幕)で統一…マニアの人とかにつっこまれる前に弁解しておく。

ストーリーは日本占領下の上海で…悪徳日本人をブルース・リーが叩きのめすという、日本人からすると“手放し”で喜べないような部分もあったりするんだけど、同じような流れを組む、ドニー・イェンのわりと最近の作品「イップマン」や「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」同様、そんな馬鹿で嫌な日本人、とっとと叩きのめしちまえって気分になれるのが…やっぱりブルース・リーの存在感なんでしょうね。「ドラゴン危機一髪」の時と比べると、精悍さも増しているし…敵道場への殴り込みが前半と後半、合計2回も登場し、見せ場がグンっと増えてるのも嬉しい。

ついでに、恋人とのラブシーンなんかもあって…色気も感じる。「ドラゴン危機一髪」でも、娼婦とお楽しみみたいなシーンがあって、相手のねーちゃんがおっぱいポロンしてたけど、色気を感じるってレベルではなかったよね。お色気シーンといえば、“虹口道場”の面々がお座敷で芸者にストリップをさえるシーンだよね。「リトルトウキョー殺人課」や「SUSHI GIRL」の“女体盛り”と同じくらい、オイオイな感じだけど…あのシーンを見て、巷で話題になっているアキラ100%とかいう芸人がやっぱり下品だなと実感するのでした…芸者が股間を隠す仕草がソックリだった。


監督:ロー・ウェイ
出演:ブルース・リー ノラ・ミャオ ロバート・ベイカー ジェームズ・ティエン 橋本力 ティエン・ファン


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