EVANGELION:DEATH(TRUE)2(1997年) | 勝手に映画紹介!?

EVANGELION:DEATH(TRUE)2(1997年)

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION

なんだか、めずらしくアニメ作品の鑑賞が続く…新作のスペシャルアニメ「龍の歯医者」のプロモーションの一環でもあったのだろうと推測するが、NHKのBSプレミアムで、毎週のようにTV版の「新世紀エヴァンゲリオン」を放送してて、オイラもBDレコで録画コンプしたんですけど…最終回の翌週からは、なんと劇場版の放送が始まると、かなりの入れ込みようだった。そんなわけで、金曜の深夜に録画しておいた「EVANGELION:DEATH (TRUE)2」を鑑賞…劇エヴァのTV放送では慣例となってる通り“BSプレミアム版”という、放送媒体に合わせた修正版で。

人類の半数をしに至らしめた“セカンドインパクト”から15年…14歳の少年・碇シンジは、巨大生物“使途”に対抗できる唯一の汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットになるため、父親である特務機関ネルフの碇ゲンドウに呼ばれ…第3新東京市にやってきた…。いきなりの実戦を経験するシンジ、激闘の末、なんとか生還する。その後、ネルフの上司にあたる葛城ミサトのマンションで同居。学生生活を送りながら、エヴァンゲリオン零号機パイロットの綾波レイ、弐号機パイロットの惣流・アスカ・ラングレーとともに人類の存亡をかけて“使途”と戦う!

一応、TVシリーズの総集編映画なんだけど…放送されたエピソードの時系列で、ただ単にツギハギした内容ではなく、時間軸が飛びまくる、独特の構成になっている。アニメの総集編映画で、こういう斬新な手法を取り入れた作品の先駆けではないだろうか?いわゆる“いちげん客無視”…最近、見た別のアニメ映画で、こういう作品って嫌いなんだよって文句をブーブーたれたのが記憶に新しいのだが(笑)、そこは“エヴァだから”という贔屓目もあり、あまり気にならない(笑)本作で監督を務めている摩砂雪さんの、“有り物”で再構成するセンスの良さも光る。

ただ、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」をリアルタイムで劇場鑑賞した身としては…不完全だった新作部分“REBIRTH”も続けて見ちゃいたいと…。いやね、来週になれば「Air/まごころを、君に」の放送もあるんだけど、それとこれとは別という…。あの中途半端なところで終わったけれども、アスカの復活を見れたという満足感、量産型が降臨する次回への煽り、そして高橋洋子姐さんによる“魂のルフラン”という神曲アニソンのおかげで、しっかりとカタルシスを味わえる映画になっていたと思うんだよね。やっぱ“DEATH&REBIRTH”で一つだよ。

むか~し、WOWOWで劇場公開と同じ(DEATHは既に修正版だったけど)形態で放送したことがあるんだよね。その頃はWOWOWに加入してなくて、知り合いにVHSで録画してもらったんだけど…今はテープがどこかへ行ってしまった。その後は、作り手の拘りで、“REBIRTH”ってなかったことにされてましたもんね(笑)オイラは一番最初に出た、やたらゴツイBOXに入っているDVD-BOXを持っているので、Blu-rayは買い直さなかったんだけど…それを買えば、ようやくソフトでも見れるようになったらしい。だからNHKの放送も期待してたのになぁ~。

BSプレミアム版と銘打たれていた今回の放送について…今までのバージョンとどこが違うのか?前述の通りWOWOW版のVHSテープは行方不明、数年前にやった日テレ地上波版は録画し忘れ、ようやくソフト化されたBlu-rayやDVDのBOXも所持していないので…オイラにゃ細かい部分を比べるすべがない。そのあたりは、今に詳しい人がWikipediaとかで列記してくれるだろう。とりあえず、過去に「スター・ウォーズ」の一挙放送なんかでも指摘されていた、明滅の激しいシーンはいつものように軽減処理されてましたよ(最近のTVアニメはみんなコレ)。


総監督:庵野秀明 監督:摩砂雪
出演:緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 石田彰 山口由里子 立木文彦 清川元夢 山寺宏一


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