Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands(2017年) | 勝手に映画紹介!?

Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands(2017年)

Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands

Amazonのプライムビデオで最近追加されたらしく、話題になっていた「Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands: War Within The Cartel」を鑑賞した。Tom Clancy=トム・クランシーという文字が目に飛び込んできたので、なんだろうと思って気になった作品。ジャケ(?)画像を見ると、洋物アニメかな?って思うんだけど…実際は実写作品。ただし、本編が30分ちょっとの短編作品だ。実はコレ、トム・クランシーが監修を務めていた人気ゲームシリーズのプロモーション用の作品だったらしい。昔、日本であった「龍が如く~序章~」みたいなものと考えればいいのか?

南米の巨大麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”の幹部3名…エル・ムーロ、ニディア・フローレンス、ドリームが一堂に会する。これを監視していたアメリカの政府機関は、こんなチャンスめったにないと…現地組織を使って殲滅作戦を計画するのだが、失敗に終わってしまう。そしてカルテルの幹部たちは、情報漏れを疑いだす。実は、幹部たちからも信頼されていたリッチー・サンドバルはDEAの潜入捜査官だったのだ!正体がバレたのではないかと、脱出の準備を急ぐリッチー…しかし潜入中に一緒になった妻が妊娠中で、彼女にも正体を明かしていなかった!

ゲームへと続く、プロローグ的な作品だそうで…終わり方はやや中途半端であったけれども、役者も見たことある人がけっこう出ていて…海外ドラマのパイロット版と同じくらいのクオリティにはなっています。CIAか何かですかね?アメリカ側の政府組織が監視しているという設定で、麻薬カルテルの幹部たちの詳細な説明があったり、実は組織の中に潜入捜査官がいたりという説明も出てきたり、予備知識なし、ゲームをまったく知らなくても、理解できないということはないです。ただ、翻訳が雑…たぶん神父の方の意味だと思う“father”が父になってるとか。

だからね…時々、会話が意味不明になってる(笑)そのあたりは、自分の言語力、読解力で補ってください。日本語字幕があるだけマシと考えましょう。本作の一応の主人公だと思われる、潜入捜査官リッチーを演じるのはD.J.コトローナという俳優。有名なところでは海外ドラマ「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」のセス・ゲッコー(映画だとジョージ・クルーニーが演じていた)役とか、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のフリント役の俳優。あと組織の幹部3人ではないけど、裏の顔を持つ神父、司祭の役でベテランの強面トニー・プラナとかも出てました。

わざわざトム・クランシーの名を冠しているだけあり…アメリカの政府組織が、監視しているところや、お偉いさんとのやり取りなんかは、インテリジェンスものらしい雰囲気がよく出ている。エンドロールも含めた約32分の中に激しい銃撃戦が何度も登場。ゲームをやらないのでよくわからないが、きっとジャンル的にはFPSというヤツなんじゃないかな?そんなわけで、登場銃器もマニア好きしそうなものがしっかり揃えられていて、アクション映画という視点で見ても、なかなかのもの。カルテルが宣戦布告するクライマックス…普通にドラマか映画で続きが見たい。


監督:アヴィ・ユアビン
出演:D・J・コトローナ エステバン・クエト ホセ・ロセット トニー・プラナ スティーヴン・ウェバー


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Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands: War Within The Cartel







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